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LinuxWorld Conference & Demo /Tokyo2001(その2)

e-Japanは中堅、零細企業にとって福音となるか!? ――日本オラクル代表取締役社長 新宅正明氏基調講演“「e-Japan戦略」を実現するオラクルの役割 ~Linuxの現状と今後の展開~”

2001年10月25日 05時22分更新

文● 吉川大郎

10月24日から25日、東京都新宿のNSビルにおいて、Linuxのビジネス関連イベント“LinuxWorld Conference & Demo/Tokyo 2001”が行なわれている。

新宅氏日本オラクル代表取締役社長 新宅正明氏

初日である24日は、日本オラクル代表取締役社長 新宅正明氏の基調講演“「e-Japan戦略」を実現するオラクルの役割 ~Linuxの現状と今後の展開~”が行なわれた。同社の子会社であるミラクル・リナックスの新製品『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』および『MIRACLE LINUX With Oracle 9i』、『Oracle9i Database Release 1 for Linux』の出荷日をこの日に合わせるなど、“おみやげ”を持っての基調講演となった。

新宅氏はまず、世界的なITエンジニアの動きを、2つの事例をもとに語った。1つはIT景気が落ち込んだ米国におけるエンジニアの動向である。彼らの中でも、実力のあるメンバーは、雇用の落ち込んだIT業界から大学に戻って新たなる研究を始めたり、資格を取って1年半ほど勉強をして次のなにかを見つけよう、という人間がいるという。またそれ以外にも、親元に戻っていく人たちもいる。実家の農業を手伝ったり、学校の先生になるための資格を持ってカムバックに備えるということのようだ。

新宅氏は、現在の“調整”が終わると、こうした人たちの手で新しい技術やモデルが始まるだろうとした。

次に紹介したのは、中国、インド、ベトナムの技術者たちの動向だ。彼らは米国企業からの受注がなくなり、日本企業にアプローチされているという。日本語が話せ、日本語で仕様書を書くことができる人も多い。日本の企業にもこうした人々をサポートしようという動きが出てきていて、今後加速しそうとのことだ。

米国の人々にせよ中国、インド、ベトナムの人々にしても、最先端を走る人々にとっては、Linuxはホットな存在だ。デフレ加速という心配以外に、彼らとどのようにコラボレーションするかが重要だと新宅氏は語り、「日本のエンジニアは彼らに絶対に負けないでほしい。そのお手伝いをするのが日本オラクルだと思う」と述べた。

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