このページの本文へ

東芝、ノートパソコン『DynaBook』の企業向け新シリーズを発表

2001年10月25日 17時26分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)東芝は25日、ノートパソコン『DynaBook』の新シリーズとして、企業向け3機種8モデルを発表した。併せて、企業向けデスクトップパソコンの新シリーズとして、省スペース型の『EQUIUM(エクィアム)』2機種3モデルを発表した。

今回発表されたDynaBookの新製品は、『DynaBook Satellite 6000』、『同 1800』、『DynaBook SS 4000』の3シリーズ。3シリーズとも、チップセットにグラフィックスアクセラレーター内蔵の米Trident Microsystems社製『CyberALADDiN-T』と台湾ALi社製『M1535B』を採用した。無線LANアダプターの装備や、ドライブの種類を選択できるカスタムメードサービスにも対応する。また、Satellite 6000と1800は、ファイル暗号化/復号化ソフト『WinSafe Lite』やセキュリティースロットなどのセキュリティー管理機能を装備する。

『DynaBook Satellite 6000』
『DynaBook Satellite 6000』

『DynaBook Satellite 6000』は、モバイルPentium III-M-1.13GHzと15インチTFT液晶ディスプレー(1024×768ドット1677万色表示)を搭載した『SA113P/5』の1モデルのみ。128MBのメモリー(PC2100/DDR SDRAM)、20GBのHDD(UltraATA/100)、最大24倍速のCD-ROMドライブを内蔵。10/100BASE-TXのLANアダプター、56kbpsのFAXモデム(V.90)、SDカードスロットを装備する。バッテリーはリチウムイオン充電池。ボディーカラーは“シャンパンゴールド”の1色。本体サイズは幅330×奥行き289×高さ37.1mmで、重量は2.9kg。搭載OSは、Windows 98 SE/2000/XPから選択可能。価格は45万8000円からで、11月1日に販売を開始する。

『DynaBook Satellite 1800』
『DynaBook Satellite 1800』

『DynaBook Satellite 1800』は、Pentium III-1GHzと20GBのHDD(UltraATA/66)を搭載した『同SA100P/5』と『同SA100P/4』、Celeron-800MHzと10GBのHDD(Ultra-ATA/66)を搭載した『同SA80C/5』と『同SA80C/4』と『同SA80C/3』の5モデル。5モデルとも、128MBのメモリー(SDRAM)、最大24倍速のCD-ROMドライブを内蔵。10BASE-T/100BASE-TXのLANアダプターを装備する。搭載するTFT液晶ディスプレー(1024ドット×1677万色表示)のサイズは、SA100P/5とSA80C/5が15インチ、SA100P/4とSA80C/4が14.1インチ、SA80C/3が13.3インチ。バッテリーはリチウムイオン充電池。本体サイズと本体重量は、SA100P/5とSA80C/5が幅327×奥行き274×高さ41.1mmで約3.4kg、SA100P/4とSA80C/4とSA80C/3が幅327×奥行き274×高さ39.5mmで約3.2kg。価格は、SA100P/5が31万8000円から、SA100P/4が29万8000円から、SA80C/5が28万8000円から、SA80C/4が26万8000円から、SA80C/3が24万8000円から。いずれも11月26日に販売を開始する。

『DynaBook SS 4000』
『DynaBook SS 4000』

『DynaBook SS 4000』は、SpeedStepテクノロジ対応低電圧版モバイルPentium III-750MHzを搭載した『同DS75P/2』と、低電圧版モバイルCeleron-600MHzを搭載した『同DS60C/2』の2モデル。両モデルとも、128MBのメモリー(SDRAM)、20GBのHDD(UltraATA/66)、最大24倍速のCD-ROMドライブを内蔵。ディスプレーには12.1インチ低温ポリシリコン液晶を採用する。10BASE-T/100BASE-TXのLANアダプター、56kbpsのFAXモデム(V.90)、SDカードスロットを装備する。バッテリーは、充電時間(電源オフ時)が約3時間のリチウムイオン充電池。駆動時間は、DS75P/2が約4.2時間、DS75P/2が約4時間。ボディーカラーは“シャンパンゴールド”の1色。本体サイズは幅270×奥行き248×高さ37.4mmで、重量は約1.75kg。どちらも価格はオープンで、11月16日に販売を開始する。

『EQUIUM S5010』
『EQUIUM S5010』
『EQUIUM 5040』
『EQUIUM 5040』

併せて発表した『EQUIUM』は、企業向けの省スペース型デスクトップパソコン。チップセットにIntel 810E2を採用した『同S5010』と、Intel 815EGを採用した『同5040』の2機種を用意。両機種とも、最大24倍速のCD-ROMドライブ、10/100BASE-TXのLANアダプターを内蔵。S5010は、40GBのHDD(UltraATA/100)/128MBのメモリー(SDRAM)内蔵のPentium III-1GHzモデル(56kbpsモデム装備)と、20GB/64MB内蔵のCeleron-1GHzモデルを用意。搭載OSは、Windows 98SE/2000から選択可能。一方、5040は、Celeron-1GHzモデルのみ。20GBのHDDと64MBのメモリーを内蔵する。本体サイズは、S5010が幅67×奥行き200×高さ205mm、5040が幅90×奥行き362×高さ310mm。搭載OSは、Windows 98 SE/2000/XPから選択可能。価格は、S5010(Pentium III-1GHzモデル)が19万8000円、S5010(Celeron-1GHzモデル)と5040が15万8000円。いずれも11月1日に販売を開始する。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン