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コンパック、企業向けデスクトップパソコン『Evo Desktop』発表

2001年10月23日 19時55分更新

文● 編集部 中西祥智

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コンパックコンピュータ(株)は23日、企業向けのデスクトップパソコン『Compaq Evo Desktop』2機種11モデルを発表した。

『Compaq Evo D500 SFシリーズ』
『Compaq Evo D500 SFシリーズ』

今回発表したのは、『D500シリーズ』および『D300シリーズ』の2機種。D500には、省スペースデスクトップ型の『D500 SFシリーズ』とミニタワー型の『D500 MTシリーズ』がある。

コンパックでは、D500を長期的な使用をターゲットとした機種として、同一ハードウェア環境を継続的に提供し、3年間オンサイトで保証する。またD300は、最新のテクノロジーを速やかに導入して、ユーザーのニーズを取り入れる機種と位置付けている。また、両機種とも日本国内で生産し、高品質と短納期に対応するという。

D500 SFシリーズは、Pentium 4-1.8/1.6GHzもしくはCeleron-1.2GHzを搭載する。全6モデルのうちPentium 4-1.8GHzを搭載する最上位モデルの『P1.8/128/40/NW』は、Intel 845チップセット、米NVIDIA社のVantaグラフィックスチップ、128MBのSDRAM(PC133)、40GBのHDD(Ultra ATA/100)、最大48倍速のCD-ROMドライブを搭載する。

そのほかに、10BASE-T/100BASE-TX、USB×4などを実装する。また、セキュリティー機能として、BIOSやネットワーク経由で筐体の開閉を検知したり、ロックしたりといったことが可能。本体サイズは幅333×奥行き366×高さ99mmで、重さは約9.1kg。OSはWindows 2000もしくはWindows NT 4.0を初回起動時に選択する(デュアルインストール)。価格は15万8000円で、11月上旬に出荷予定。

また、D500 SFシリーズのうち、Celeron-1.2GHzを搭載するモデルは2モデル。本体サイズ幅318×奥行き371×高さ97mmで重さが約9.1kgの筐体を使用する。Windows NT 4.0/2000デュアルインストールモデルの価格は11万8000円で、10月下旬に出荷を開始する。

『Compaq Evo D500 MTシリーズ』
『Compaq Evo D500 MTシリーズ』

D500 MTシリーズは、Pentium 4-2.0/1.6GHzを搭載するミニタワー型。構成する3モデルのうち、最上位モデルの『P2.0/256/40/NW』は、Pentium 4-2.0GHz、256MBのSDRAM(PC133)、40GBのHDD(Ultra ATA/100)、GeForce MX400グラフィックスチップ、最大48倍速のCD-ROMドライブを搭載する。

外部インターフェースとして、10BASE-T/100BASE-TX、USB×2などを搭載する。本体サイズは幅168×奥行き427×高さ448mmで、重さは約11.8kg。Windows NT 4.0/2000デュアルインストールモデルの価格は19万8000円で、10月下旬に出荷予定。

『Compaq Evo D300 SFシリーズ』
『Compaq Evo D300 SFシリーズ』

『D300 SFシリーズ』は、Pentium 4-1.5GHzを搭載する2モデルから成る。128MBのSDRAM(PC133)、20GBのHDD(Ultra ATA/100)、NVIDIA Vantaグラフィックスチップ、最大48倍速のCD-ROMドライブを搭載する。10BASE-T/100BASE-TXとUSB×4を実装し、本体サイズは幅333×奥行き366×高さ99mm、重さは約9.1kgとなっている。Windows 2000モデルとWindows 98SEモデルがあり、価格はWindows 2000モデルで11万8000円。11月下旬に出荷を開始する。

なお、Windows XP Professionalについては、今後プレインストールモデルを追加する。CTOにも対応する予定で、Office XPやWindows XP Home Editionなどを今後、CTOで提供するという。

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