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ヤマハ、企業向けブロードバンドルーター『RT105e』とリモートルーター『RT105p』を発売

2001年10月19日 18時32分更新

文● 編集部

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ヤマハ(株)は19日、ADSL/CATV回線に対応した企業向けのブロードバンドルーター『RT105e』と、PRI回線に対応したリモートルーター『RT105p』の2製品を発表した。価格と発売予定時期は、RT105eが11万円で12月下旬、RT105pが18万円で2002年1月上旬。

『RT105e』
『RT105e』

『RT105e』は、ADSL/CATVや光ファイバーなどのブロードバンド回線に対応したルーター。“PPPoE”をサポートする。100BASE-TX/10BASE-T×4ポートのスイッチングHub機能を搭載する。LAN側のネットワークを2分割する“セカンダリセグメント機能”を搭載しており、インターネット接続時に公開用サーバーと内部のネットワークを分離できるためセキュリティーを高めることが可能という。また、次世代プロトコルのIPv6に対応するほか、大規模ネットワーク用ルーティングプロトコル“OSPF”をサポート。ファイヤーウォール機能として、パケットフィルタリング機能や不正アクセス検知機能を搭載する。IP-VPNに必要な“BGP-4”(Broad Gateway Protocol)にも対応する予定。スループットは16Mbps。“VRRP”による障害冗長構成機能をサポートする。電源はAC100Vで消費電流は最大0.11A。本体サイズは幅220×奥行き141.5×高さ42.6mm、重量は0.7kg。

『RT105p』
『RT105p』

『RT105p』は、デジタル専用線のPRI回線に対応したリモートルーター。192kbps~1.5Mbpsの専用線とフレームリレーに対応したWANポートを搭載する。プロトコルはPPPとフレームリレーをサポート。認証機能は“RADIUS”に対応。スイッチングHub機能やセキュリティー機能、本体サイズなどの基本仕様はRT105eと共通。消費電流は最大0.12Aとなる。

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