ASUSTeKのi845+Socket478マザーボードは「P4B」を中心にMicroATX版の「P4B-M」、「P4B-MX」、FlexATXの「P4B-FX」というバリエーション展開となっているが、ここにきて「P4B-LX」という型番の製品がが登場した。
最大の特徴はS/P DIFインターフェイスをオンボードで搭載している点。前バージョンでもS/P DIFはオプションで用意されていたが、オンボードとしたマザーボードは初となる。
もともと、i8xx系チップセットのICH2に内蔵されているAC'97オーディオはS/P DIFもサポートしている。これまでそれを使用したマザーボードがなかったというだけの話なのだが、ユニークな存在であるのは間違いない。
このほかマザーボード上にコントロールチップを搭載することによりIEEE1394をインターフェイスも備えている。S/P DIFに並ぶ位置に6ピン×1のほか、マザーボード上のコネクタからブラケット部に出す形式の、6ピン×1、4ピン×1のハーネスが付属しており、よって拡張カードなしで最大3ポートの使用が可能ということになる。
拡張スロットはAGP×1、PCI×3。DIMMスロットは2本。このほかRealtek製の10/100Base-TX対応ネットワークコントローラをそなえる。
価格はコムサテライト3号店で2万6700円。
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