このページの本文へ

  • はてなブックマークに登録
  • del.icio.usに登録
  • livedoorクリップに登録
  • Buzzurlに登録
  • StumbleUponに登録
  • Google Bookmarksに登録
  • Facebookでシェア
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • お気に入りに登録
  • 本文印刷

3D THRILL 315 PRO

3D THRILL 315 PRO

2001年10月17日 18時36分更新

文● 那須涼介

3D THRILL 315 PRO

Joytech

オープンプライス

Nvidia、ATIなど少数のメーカーを中心に動いているビデオチップ市場だが、チップセットメーカーとしておなじみのSiSから、「SiS315」という2D/3Dビデオチップが発表された。このSiS315搭載カードとしては、比較的早い段階で市場に出てきたのが、Joytech「3D THRILL 315 PRO」だ。128MBのビデオメモリを装備しながら1万円を切るという実売価格が大変魅力的な製品である。

GeForce2 MXとも近い3D性能

SiS315
0.15μmプロセスを採用したSiSの最新自社ファブで製造されたという「SiS315」。SiS315搭載カードは価格&性能のバランスが高く、注目できる。
 これまでのSiS製ビデオチップは「SiS300/305」「SiS6326」とも、強力なDVD再生支援機能など興味深い機能こそ持っているものの、3D機能ではNvidia製カードに全然太刀打ちできず、性能より価格重視の製品が多かった。
 しかし、SiS315はSiSとしては初めてハードウェアT&Lエンジンを内蔵。内部256bitバスの3D描画エンジンを持つなど、3D性能的にも期待できそうだ。なお、3D THRILL 315 PROは、コア/メモリの両クロックとも166MHzで、128MBのSDRAMが搭載されていた。しかし、SiS315自体はDDR SDRAMの搭載も可能で、その場合はさらなるパフォーマンスの向上が期待できる。

 注目のベンチマークテストだが、比較対象にはSiS305搭載カード(ビデオメモリ16MB)、GeForce2 MX搭載カード(同32MB)、GeForce2 MX400搭載カード(同32MB)を用いた。ちなみにドライバは各チップメーカーの最新ドライバを利用している。また、テスト環境は以下のとおり。

  • CPU:PentiumIII-1.0BGHz
  • メモリ:256MB(PC133)
  • マザーボード:Intel D815EEA(i815E)
  • Direct3D:3DMark 2000 V1.1(DirectX 7.1a)、3Dmark 2001(DirectX 8)

ベンチマークテスト1
3DMark 2000の結果。

ベンチマークテスト2
3DMark 2001の結果。

 テスト結果はグラフのとおりで、SiS305からは目覚しい進化を遂げているが(これはビデオメモリ容量の差も大きい)、残念ながらGeForce2 MXにはわずか及ばず、GeForce2 MX400搭載カードにも若干の差を付けられてしまった。ただし、内部256bitの3Dアクセラレーションや128MBの大容量メモリが効いてか、高解像度&32bitカラーではGeForce2 MX勢に匹敵するかなり高いパフォーマンスを発揮している。DDR SDRAM搭載モデルが出てくれば、そうした高負荷な条件での逆転も考えられよう。GeForce2 MX400搭載カードが1万4000円前後、本製品が1万円弱ということを考えると、コストパフォーマンスは高い。

背面端子
VGA端子のほか、S-Video、DVIの各端子も用意されている。デュアルディスプレイ機能も利用可能だ。

画面のプロパティ
セカンダリ側もこのように1280×1024/フルカラーでの表示が行えた。
 また、本カードには3D性能以外にも注目すべき点がある。カード上に「SiS301」というビデオ出力用ブリッジチップを搭載しており、通常のアナログVGA以外に、S-Video出力端子とDVI-I端子が用意されているのだ。今回、DVI端子を持つ液晶モニタが用意できなかったので、液晶モニタとの接続性は確認できなかったが、この端子に市販のDVI-I→VGAの変換コネクタを接続したところ、アナログ出力も可能で、元からのアナログVGA端子と合わせ、デュアルディスプレイ機能を利用できた。しかも、このセカンダリ側は1280×1024ドット/フルカラーまでの出力が可能で活用の幅が広い。デュアルディスプレイ環境の構築を目的に購入しても損はないだろう。
 それなりの3D性能にデュアルディスプレイ機能を持ち、しかも1万円を切る価格とくれば、お買い得度は高い。コストパフォーマンスを重視する自作ユーザーには注目の製品だ。



3D Eagle Eye
「3D Eagle Eye」と呼ばれる、Direct3Dアプリで3Dオブジェクトを透過化やワイヤーフレーム化して表示するユーティリティも添付される。このサンプルでは、壁越しに窓が透けて見える。1st Personビュー系アクションで便利かも?

3D THRILL 315 PRO
製品名 3D THRILL 315 PRO
メーカー名 Joytech
輸入販売元 アイル
ビデオチップ SiS315
ビデオメモリ 128MB SDRAM
最大解像度 2048×1536ドット/フルカラー/60Hz
対応OS Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000
URL http://www.joytech.com/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事
ピックアップ

デル株式会社

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中