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AGC、“イースト・アジア・クロッシング(EAC)”の韓国への陸揚げ完了を発表

2001年10月15日 00時00分更新

文● 編集部

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アジア・グローバル・クロッシング・ジャパン(株)は15日、日本から台湾、香港、そして韓国を結ぶ海底光ファイバーケーブル網“イースト・アジア・クロッシング(EAC)”の韓国への陸揚げを、10日に完了したと発表した。

“イースト・アジア・クロッシング”
“イースト・アジア・クロッシング”

EACは、同社の親会社で英領バミューダ諸島に本社を置く国際通信事業者、アジア・グローバル・クロッシング(Asia Global Crossing:AGC)社が保有している。韓国でのサービスは、AGCと韓国DACOM社の合弁企業である韓国のデイコム・クロッシング社が行なうという。

デイコム・クロッシングはすでに韓国内でのサービスプロバイダーの認可を取得している。同社およびAGCは、韓国でISPや法人向けのIPゲートウェイサービス“IPトランジット”や国際専用線サービス、ATMサービス、企業向けのインターネット接続サービスなどを行なう。

EACは、完成当初は80Gbpsの回線容量で運用するが、最大2.56Tbpsまで増強が可能で、これは韓国で現在利用できる国際回線容量の約25倍に相当するという。また、今後は第4四半期にシンガポール、2002年初めにマレーシアとフィリピンに順次接続し、規制が緩和され次第、中国本土へも接続するという。

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