このページの本文へ

復旦大学、デジタルファクトリ、アットマーク・インターナショナルがLinuxエンジニアの育成と日本への派遣事業で提携

2001年10月12日 15時51分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

上海の復旦大学、デジタルファクトリ(株)、(株)アット・マークインターナショナルは9月27日、Linuxネットワークエンジニアの育成と日本への技術者派遣事業について提携した。復旦大学の学生や復旦科学技術ゾーンのエンジニアに対して、Linuxおよびネットワーク技術者の育成や日本語教育を行なう。

具体的には、デジタルファクトリが「Kondara MNU/Linux 2.0L」の教育用OEMバージョン「Kondara MNU/Linux 2.0 for Education」の供給と認定試験を行ない、アットマーク・インターナショナルが講師の派遣と日本側の技術者受け入れ窓口を担当する。現在、複数の人材派遣企業と交渉中だという。

12月からカリキュラムをスタートさせ、来年4月には、第一弾の日本への技術者派遣を予定している。初年度は200名、5年間で1500名の育成、派遣を目指している。中国では、国家政策として中国科学院を中心にLinuxの普及を推進しており、今回のプロジェクトもそれに沿ったものといえる。

カテゴリートップへ