このページの本文へ

ソニー、カラーインクジェットプリンターなどバイオ周辺機器を一斉発表

2001年10月12日 14時53分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ソニー(株)は12日、同社のパソコンシリーズ“バイオ”の発表に伴い、バイオ周辺機器や関連製品も一斉に発表した。

バイオ周辺機器ににインクジェットプリンターが仲間入り

ソニーは6月5日付けでプリンター事業戦略を発表、年内にインクジェット製品を市場に投入するとしていた。今回発表されたカラーインクジェットプリンター『MPR-501』は、“バイオ”の周辺機器のひとつとして商品化されたもので、バイオ秋モデル購入ユーザーや既存バイオユーザーを対象としている。

カラーインクジェットプリンター
カラーインクジェットプリンター『MPR-501』。バイオシリーズと並べたときにしっくりくるようなカラーデザインとなっている

出力解像度は最高品位時で2400×1200dpi。高発色カラーインクと顔料系ブラックインクを採用し、普通紙でも鮮やかな印刷が可能という。インクタンクはカラー3色×1とブラック×1の4色。

印刷スピードは、ブラック印刷が高速モードで毎分11枚、標準で毎分9.3枚。カラー印刷が高速モードで毎分7.5枚、標準で毎分4枚。インターフェースはUSB。対応用紙サイズはA4、A5、レター、リーガル、洋形封筒4号/6号、はがき、L判、2L判、DSC L判、六切り判、カード、バナー紙。給紙可能枚数は普通紙100枚、はがき40枚、専用バナー紙2~6枚。

対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。なお、バイオのデスクトップPC秋モデルには、MPR-501のドライバーがプレインストールされており、同梱のUSBケーブルを利用してPCとMPR-501を接続するだけで印刷が可能。

本体サイズは幅390×奥行き248×高さ185mm、重量は3.4kg。10月27日発売で、価格はオープンプライス。推定小売価格は2万円弱。

本体から電源供給可能なi.LINK対応光ディスクドライブ

i.LINK対応CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ『PCGA-CRWD1』、およびi.LINK対応DVD-ROMドライブ『PCGA-DVD1』は、付属の専用スタンドにより縦置き使用も可能な外付け光ディスクドライブ。インターフェースはi.LINK(S400)。電源はACアダプター。ライティングソフト『Drag'n Drop CD』とDVD再生ソフト『WinDVD』が付属する。

i.LINK対応CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ『PCGA-CRWD1』i.LINK対応CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ『PCGA-CRWD1』
i.LINK対応DVD-ROMドライブ『PCGA-DVD1』i.LINK対応DVD-ROMドライブ『PCGA-DVD1』

なお、バイオC1秋モデルおよびバイオノートSR秋モデルは、i.LINK(S400)端子とともにバイオ関連製品向け電源供給端子を並列して装備しているため、両ドライブに付属する専用ケーブルで接続すれば、パソコン本体からドライブへ電源を供給できる。

コネクター
専用ケーブルのコネクター部。i.LINK(S400)端子とバイオ関連製品向け電源供給端子を装備する
バイオノートSRのインターフェース
バイオノートSRのインターフェース部。i.LINK(S400)端子とバイオ関連製品向け電源供給端子が並列で配置されている

対応OSはWindows Me/2000/XP。バイオC1やバイオノートSRのほか、バイオノートXR、バイオノートFX、バイオノートF、バイオQR、バイオノート505、バイオGT。ただし、バイオC1秋モデルおよびバイオノートSR秋モデル以外のモデルは、パソコン本体からの電源供給はできないため、ACアダプターを利用する。

PCGA-CRWD1は、CD-ROM読み込みが24倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速。PCGA-DVD1は、CD-ROM読み込み24倍速、DVD-ROM読み込み8倍速。

両ドライブとも本体サイズは幅144×奥行き154×高さ21mm。重量はPCGA-CRWD1が495g、PCGA-DVD1が435g。PCGA-CRWD1は11月10日発売、PCGA-DVD1は12月中旬発売で、価格はオープンプライス。、推定小売価格は、PCGA-CRWD1が5万円前後、PCGA-DVD1が3万円前後。

バイオロゴ入りヘッドホンが付属するジョグリモコン

バイオロゴ入りヘッドホン付きジョグリモコン『PCGA-JRH1』は、既存機種『PCGA-JR1の』後継となるジョグリモコン。インターフェースはUSB。パソコンと接続した後、手元でジョグを操作することで、さまざまなアプリケーションを起動させたり、楽曲データを再生したりすることが可能。

バイオロゴ入りヘッドホン付きジョグリモコン『PCGA-JRH1』
バイオロゴ入りヘッドホン付きジョグリモコン『PCGA-JRH1』

パソコン本体からのデジタル音源をUSB経由でヘッドホンへ出力するため、クリアな音質が楽しめるという。さらに、アニメーション作成ソフト『Flip Animator』が付属する。パラパラ漫画のような簡単なアニメを作成可能で、作成したアニメをジョグリモコンの液晶部に表示できる。

対応OSはWindows 98SE/Me/2000/XP。約1mのUSBケーブルと、コード長50cmのヘッドホンが付属する。27日発売で、価格はオープンプライス、推定小売価格は1万円前後。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン