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ソニー、ディスプレー3機種を発売

2001年10月12日 14時54分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は、“15型TFT液晶ディスプレー”『SDM-M51D』、および平面ブラウン管“FDトリニトロン”搭載ディスプレー『CPD-E230』をそれぞれ20日に発売する。

“15型TFT液晶ディスプレー”『SDM-M51D』
“15型TFT液晶ディスプレー”『SDM-M51D』

SDM-M51Dは、既存機種『SDM-M51』のマイナーチェンジモデルで、DVI-Iインターフェースを搭載しているのが特徴。ディスプレーの角度を自由に変えられる“エルゴノミックアングルデザイン”を採用する。ピッチやフェーズなどの画質調整をフルオート化し、入力信号を自動検出して画質の自動調整を行なう。

最大解像度は1024×768ドット(XGA)。また、1280×960ドット(SXGA)の簡易表示に対応する。ただし内蔵のスキャンコンバーターにより画素を間引いて表示するため、通常使用には適さないという。

本体前面に出力1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵、パネル部左下にはヘッドホンジャックを備えている。液晶パネル部の仕様は、輝度200cd/m2、コントラスト比300:1、水平/垂直視野角140/120度となっている。

本体サイズは幅387×奥行き180×高さ345mmで、重量は4.6kg。アーム部分は取り外し可能で、VESAマウント対応の取り付け金具を利用すれば、壁かけ型ディスプレーとして使用できる。また、盗難防止用のケンジントンロックも備えている。消費電力は通常時で22W。

対応機種はPC/AT互換機とMacintoshで、本体にはPowerMacintosh G3/G4用のアダプターを同梱する。価格はオープンプライスで、推定小売価格は5万5000円前後。

なお、本体カラーをブラックにした“ブラックモデル”も12月1日に発売する。

ブラックモデル
“15型TFT液晶ディスプレー”『SDM-M51D』のブラックモデル

“17型CRTディスプレー”『CPD-E230』は、既存機種『CPD-E220』の後継機種。黒を引き締めたハイコントラストの平面ブラウン管“FDトリニトロン”を搭載する。画面位置を低く設計した“ローハイトデザイン”を採用しており、目線を落とした楽な姿勢で画面を見ることが可能という。

最大解像度は1600×1200ドット。水平走査周波数は30~85KHz、垂直走査周波数は48~170Hz。本体にはOSD設定用のコントロールボタン(2ボタン)を装備する。消費電力は通常時で115W。本体サイズは幅402×奥行き421×高さ418mm、重量は19kg。価格はオープンプライスで、推定小売価格が2万8000円前後。

平面ブラウン管“FDトリニトロン”搭載ディスプレー『CPD-E230』
平面ブラウン管“FDトリニトロン”搭載ディスプレー『CPD-E230』

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