東日本電信電話(株)は9日、企業のネットワークなどを同社の地域IP網に接続し、プライベートネットワークを構築できるサービス“フレッツ・オフィス”の“イーサネット型接続”メニューに、大規模ネットワークに対応できる“ギガビットイーサネット”を追加すると発表した。16日にサービスを開始する。
“ギガビットイーサネット”は、利用帯域を100Mbpsから最大1.4Gbpsまで100Mbps単位で設定できるサービス。ただし1Gbpsを超える場合は回線を2本利用して信頼性を向上させる“回線二重化メニュー(デュアルクラス)”を契約する必要がある。月額料金は、基本利用料+加算額+屋内配線利用料。基本利用料は“シングルクラス”が75万円、デュアルクラスが90万7000円。加算額は100Mbps追加するごとに4万6000円。屋内配線利用料はシングルクラスが2000円、デュアルクラスが4000円。
提供地域は、地域IP網中継ビルの収容エリア内で、東京23区の4ビル(丸の内/大手町/霞ヶ関/東渋谷)から順次拡大する。