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【CPU価格情報】Athlon XPは少量入荷、本格流通開始は10日から!Celeron-1.2GHzは大量入荷もPentium 4は一部が品不足に?!

2001年10月06日 20時37分更新

文● G&D MATRIX/text by 小磯

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Athlon XP

 未発表のまま、Athlon XPと思われるCPUの流通が始まった。3日に「AX1500DMT3C」というコアマーキングで、実クロック1.33GHzの製品が登場したのに続き、6日には「AX1800DMT3C」というマーキングを持つ新製品も一部ショップに入荷。売れ行きはこれまでAthlonの新型が登場したときに比べると若干鈍い印象を受けるが、これはあまりにも情報がないためだろう。来週にも予定されていると言われる正式発表を待って、本格的な流通が始まりそうな気配だ。



Celeron-1.2GHz

 Intelからは、Duronに200MHzの差を付ける1.2GHzのCeleronが登場。複数のショップでいっせいに販売がスタートした。既報のとおり、外観・仕様ともに大きく変化した新型Celeronは従来製品のクロックアップ版というよりは“PentiumIIIの置き換え”的要素が強い。「Pentium 4と比較して、異常なまでに高価なPentiumIIIをフェイドアウトさせ、今後はPentium 4とCeleronという2枚看板で行く」というメッセージのようなものを感じる製品だ。ただし当面はFSB 133MHz化を狙うマニアを喜ばせるCPUとして販売されていくことになりそう。マニア層を狙った製品ポップをいくつか店頭で確認できた。



Pentium 4-1.7GHz

 一方、怒濤の価格攻勢で一気に主役の座に躍り出たPentium 4だが、水面下では流通量不足の兆しを見せ始めている。店頭レベルではそれほど影響ないように見えるが、複数のショップによれば「Pentium 4-1.7GHzと1.5GHzの品不足が深刻になる」とのこと。流通在庫がはけてしまったあと、10月中にもアキバから両モデルが干上がってしまうのではと心配する声もあるほどだ。「需要に対し、まったく生産が追いついておらず、しかもIntelはリテールよりもOEMへの供給を優先している」(複数ショップ)という指摘もあるほど1.7と1.5GHzの入荷は少ないようで、急きょ流通量の豊富な1.6GHzを大量に確保しようとする動きも一部には見え始めた。人気の1.7GHz、1.5GHzの購入を検討している人は、連休中に確保した方がいいかもしれない。



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