このページの本文へ

米マイクロソフト、Windows XPのベンチマーク結果を公表――Windows Meより54%速い!?

2001年10月05日 09時14分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

米マイクロソフト社は9月28日より、ウェブサイト上にWindows XPのベンチマーク結果を掲載している。それによると、Windows Meに比べて平均で54%も、処理速度が向上しているという。

Windows XPロゴ
Windows XPロゴ

このベンチマークは、米eTesting Labs社が行なったもの。それによると、平均的な処理速度ではWindows Meより54%高速で、Windows 2000とほぼ同等。システムが起動するのに必要な時間はWindows Meより9%、Windows 2000より34%短くなっているという。

また、スタンバイ状態からの復帰では、Windows Meより19%、Windows 2000より21%の高速化が、ハイバネーションからの復帰がWindows Meより13%、Windows 2000より9%、それぞれ時間が短縮される。アプリケーションが起動するのにかかる時間はWindows Meより21%短縮され、Windows 2000とほぼ同等となっている。

つまり、マイクロソフトの公表した結果によれば、すべての面でWindows XPは、Windows MeのみならずWindows 2000をも凌ぐ性能を発揮することになる。

ちなみに、弊社月刊アスキーが10月号で行なったWindows XPのベンチマークテストでは、アプリケーションベンチマークではWindows XPはWindows 98SEを1割弱上回るが、Windows 2000よりは若干、パフォーマンスが落ちる。また、3Dベンチマークでは、Windows XPがWindows 98SEより1割程度劣り、Windows 2000よりは3割ほど優秀な成績を収めている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン