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TaiSolから独自の固定方法を採用したSocket478用CPUクーラーが登場!

2001年10月03日 23時56分更新

文● 小板

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 突如、Socket478対応のTaiSol製CPUクーラーの販売がはじまった。478ピンのPentium 4用CPUクーラーで、リテール品以外が市場に登場するのはクーラーマスターの製品に次いで2番目となる。


マザーボードの裏側に装着するベース金具(左)とヒートシンク(右)

 店頭に並んでいるのは「CEPP4789AL-SF」(型番)で、リテンションを使用しない独自の取り付け方法を採用しているのが目をひく。ベース金具、ヒートシンク、ファンなどが同梱されており、取り付け方法の詳細は代理店であるSNEのホームページで確認できる。キーとなるのはベース金具で、この金具を使いながら、マザーボードとCPUをヒートシンクとファンで挟み込む形にセッティングする。ファンとヒートシンクとの固定はネジ留めするタイプではなく、ファンについている金具をベース金具のポールにひっかけるようになっている。また取り付け金具とは別に用意されているロック金具を回転させることによって、CPUクーラー全体を締め付ける構造になっているようだ。

ベース金具、ヒートシンク、クーラーを組み付けた状態。実際にはベース金具とヒートシンクの間にマザーとCPUが挟まれることになる
ヒートシンクとファンの固定はベース金具のポールを利用する
ファンのレバーを倒すことで、ヒートシンクが下に押し込まれCPUに密着する

 サイズは83×95×65mmでヒートシンクはオールアルミ。搭載しているファンの回転数は3800rpmで1ボールベアリングの製品だ。ホームページによると、対応CPUはオーバー2G~3GHzとなっている。
 今回の製品はマザーボードにあらかじめ装着されているリテンションを使用しないタイプだが、同社ではリテンションを使う(同梱されているものを使用するのかどうか不明)「CEP4782AL-SF」も用意している。こちらの発売日は未定だ。
 CEPP4789AL-SFの価格は、CUSTOMと高速電脳で6800円、コムサテライト1号店、3号店で6480円。

【取材協力】

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