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トップレイヤーネットワークス、IDS用の負荷分散装置を発表

2001年10月03日 20時55分更新

文● 編集部 佐々木千之

トップレイヤーネットワークスジャパン(株)は3日、東京・千代田区のオフィスで記者発表会を開催し、IDS(※1)向けに特化した負荷分散装置『IDS Balancer』2機種を発表した。10月末に出荷予定。

※1 IDS(Intrusion Detection System):不正侵入検知システム。ネットワークに流れるパケットを常時監視し、ポートスキャンニングやDoS(Denial of Service)攻撃、DDoS(Distributed DoS)といった不正アクセスの兆候を検知するハードウェアシステム。

『IDS Balancer 3532』
『IDS Balancer 3532』

同社は2000年の8月に米トップレイヤーネットワークス社の日本法人として設立した企業。レイヤー7ベースのコンテンツスイッチ製品『AppSwich 3500』と、AppSwitchを使ったファイヤーウォールの負荷分散システムやQoSシステムなどの販売を行なっている。こうしたコンテンツスイッチ製品では、一般的にはソフトウェアによって機能を提供するが、AppSwitchでは同社が特許を持つASIC(特定用途向けIC)で構成していることが特徴で、ソフトウェアベースのシステムでは対応できないようなネットワーク帯域にも対処できるとしている。

今回発表したIDS BALANCERは、10/100BASE-TXを12ポート備えた『IDS Balancer 3531』と、10/100BASE-TX 12ポートに加えて2つのGbitEthernetポートを備えた『IDS Balancer 3532』の2機種。QoSファイヤーウォールの負荷分散機能も含めたレイヤー7コンテンツスイッチのフル機能を持つAppSwitchを元に、IDS向けの負荷分散、セッションデータ収集などの機能に限定した製品。オープンプライスだが、販売代理店の推定販売価格は3531が約280万円、3532が約560万円。

IDS Balancerでは、4つまでモニターグループを設定し、グループごとの管理が可能
IDS Balancerでは、4つまでモニターグループを設定し、グループごとの管理が可能

最近はネットワークが広帯域化し、1つのIDSですべてのパケットを監視することは難しくなっている。このため、AppSwitchをIDS向けの負荷分散装置として利用し、複数のIDSでパケットを監視するといったことが行なわれているが、その場合はAppSwitchのフル機能は必要ないため、IDS向けの機能に絞った廉価な装置に対する要望が、欧米の企業から出ていたという。IDS Balancerでは、同様のポートを備えたAppSwitch製品と比較して2~3割低い価格になっているとしている。

IDS Balancerでは、機能を絞るとともにセットアップに関してもウィザード形式で設定できるようにするなど、AppSwitchに比べてわかりやすいインターフェースに改良したという。IDS Balancerは、最大で4つのモニターグループに対してデータフローをミラーすることができる。その場合それぞれのモニターグループ内で負荷分散処理が可能という。

トップレイヤーネットワークスジャパン代表取締役のダン・トーマス氏
トップレイヤーネットワークスジャパン代表取締役のダン・トーマス氏

日本法人の代表取締役であるダン・トーマス(Dan Thomas)氏は、設立以来AppSwitch製品は、およそ40社の企業に向けて約250台を出荷したというこれまでの実績を示した。トップレイヤーネットワークス製品への信頼が高まってきているとともに、日本企業のセキュリティー意識が高まってきており、今後AppSwitchとIDS Balancerの販売に期待できると述べた。なお、同社はIDS製品自体は持っていないが、IDS製品を持つインターネット セキュリティー システムズ(株)と販売パートナー関係にあり、協力して販売を行なう考えを明らかにした。

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