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アルク、e-ラーニング市場に本格的に参入――“e マラソン TOEICテスト730点コース”を開講

2001年10月03日 20時56分更新

文● 編集部 田口敏之

(株)アルクは9月28日、都内で記者発表会を開き、ブロードバンド専用のe-ラーニングコンテンツ“e マラソン TOEICテスト 730点コース”を、11月26日に開講すると発表した。

予約受付は11月1日に開始する。また同日よりアルクのウェブサイトにて、体験学習も行なうことができる。受講料は3万8000円。1日約30~40分の学習時間で、平均学習期間は4ヵ月としている(最長8ヵ月)。

“eマラソン TOEICテスト 730点コース”の学習風景
“eマラソン TOEICテスト 730点コース”の学習風景

アルクは、1963年の創立以来、英語教育を事業の中心に据えて、通信学習教材の販売や、国内・海外の語学研修などを行なってきた。また、2000年に設立したアルクの子会社(株)スペースアルクは、語学学習と国際教育のポータルサイトである、アルクの自社ウェブサイトの運営や、ウェブビジネスの展開やシステムの開発などを行なっている。

今回開設する“e マラソン TOEICテスト 730点コース”は、この教材制作力や受講生データを持つアルクと、サイト運営とシステム構築スキルを持つスペースアルクが、共同で運営してゆくものだという。

学習者に最適な教材を提供する“モジュール・カスタマイズ方式”

“eマラソン TOEIC 730点コース”では、アルクが自社開発した、ウェブベーストレーニングの特徴を最大限に活かした学習方法であるという“モジュール・カスタマイズ方式”を導入している。“モジュール”とは、英文・問題・復習用問題・解説などを収めた、学習の基本単位となる教材パッケージ。リスニング、リーディング、ダイアログ、ベーシック、ボキャブラリーの分野(スキル)別に構成されている。

レッスン画面
レッスン画面

従来の通信講座などでは、全受講者が同じ教材を用い、同じ学習プログラムを行なっていたために、学習者の得意不得意は自ら補うほかなかった。“モジュール・カスタマイズ方式”では、学習者の弱点とされる分野を集中的に学習するため、隔週で行なうテストの結果に基づいて、サーバー上のプログラムが、スキル別、レベル別、テーマ別で整理された総数約1000個の素材モジュールを組み合わせて、個別に最適な学習モジュールを生成する。一人一人の実力に合ったレベルの教材を適宜提供することによって、学習者の英語力の強化を図っていく。

また弱点克服の方法として、1つのレッスンの中で間違った問題を、できるようになるまで繰り返しチャレンジできるように、サーバーが出題パターンを自動生成する“ループ方式”を採用している。またTOIECテストに実践的に対応するために“タイムリミット方式”を採用し、リーディングに対応したモジュールに回答制限時間を設けて、読解スピードを上げる訓練を行なうことができる(難易度は調節可能)。

学習者が、仕事の忙しさや、出張に合わせて、自分だけの最適な学習スケジュールを設定することができる“eスケジューリングシステム”を導入している。また全受講生の中における自分の学習進捗状況や、学習履歴、テスト結果等も、詳細に把握できるようになっているという。

学習者個人の学習情報について掲載してある、eマラソンのトップページ“マイページ”
学習者個人の学習情報について掲載してある、eマラソンのトップページ“マイページ”

学習者を支援するコンテンツ“オールインワン学習ツール”は、学習者が、教材中に登場する全ての単語を引ける辞書ツール“グロッサリー”や、覚えきれない単語などを記録しておき、iモードなども併用して復習が行なえる“マイ単語帳”、単語や文法について、ネイティブスピーカーのビデオレクチャーを受けられる“文法レファレンス”、質問フォームや学習メモの代わりに使える“質問ノート”などをまとめた、英語学習に必要なすべての支援機能を装えたものとなっている。

また“ワンツーワン型サポートシステム”として、学習者の不安を解消し“落ちこぼれ”を防止するために、学習者個々の学習進捗状況によってカスタマイズされた“励ましメール”が毎週末に届くほか、テストの結果を基に、学習者のリスニング力、リーディング力など、能力別にアドバイスを施す“カウンセリングシート”を用意している。

アルクのeラーニング事業展開

スペースアルク取締役の林清氏スペースアルク取締役の林清氏

スペースアルク取締役の林清氏によれば、アルクでは今回の“TOEIC730点コース”のほか、2002年3月には“TOEICテスト 600点コース”を、2002年8月には“TOEICテスト 470点コース”を、そして2003年4月には、“TOEICテスト860点コース”を開講する予定だという。

スペースアルク システム部部長の臼井保浩氏スペースアルク システム部部長の臼井保浩氏

今回“730点”という、比較的ハイレベルな点数を目標においた講座を開講したことについて、スペースアルク システム部部長の臼井保浩氏は「比較的学習意欲を持った、熱意のある人をターゲットにしている」と述べた。

販売体制として、現在はアルク、(株)アルク教育社、スペースアルクなど、アルクグループの販売網を用いているが、“600点コース”の開講に合わせて、ISPやブロードバンド業者を通じての販売展開も行なってゆく予定であるという。アルクは、“TOEICテスト 730点コース”の販売目標として、2005年度までには10億円の売り上げを見込んでいるという。

“e マラソン”受講に必要なパソコン環境として、OSはWindows 95/98/Me/2000で、Windows 98以上を推奨、ブラウザーはInternet Explorer 4.01(SP2以降)以降、CookieとJava Scriptをオンにする必要がある。プラグインとして、Macromedia Flash Player、Macromedia Shockwave Player、RealPlayer 7 Basic以上。インターネットの通信速度は、512kbps以上、またメールの送受信ができる環境を必要とする。

CPUはPentium-200MHz以上、メモリーは32MB以上、サウンドカードは、Sound Blaster 16対応以上、およびスピーカーかヘッドホン、また、1024×768ドット以上、6万5000色以上の表示が可能なグラフィックスカードが必要となる。

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