(社)電子情報技術産業協会(JEITA)は27日、環境配慮型パソコンへの取り組みを表わす“PCグリーンラベル制度”の1回目の企業審査が終了し、合格企業が確定したと発表した。
この制度は、“環境に配慮した設計・製造がなされている”、“使用後の引取り、リユース/リサイクル・適正処理がなされている”、“環境に関する適切な情報開示がなされている”の3つのコンセプトで構成され、環境に対する包括的な取り組みを表現するもので、ユーザーが環境配慮型パソコンを購入する際の基準としてJEITAが自主的に制定した。
合格企業の製品は、10月1日以降、順次PCグリーンラベル適合製品として発売され、カタログなどに“PCグリーンラベルロゴマーク”を使用できることになる。パソコンについては12社の140機種860モデルが、ディスプレーについては9社の30機種45モデルが、10月に発売される予定。
合格企業は、以下の20社(順不同)。- アップルコンピュータ(株)
- NEC三菱電機ビジュアルシステムズ(株)
- エプソンダイレクト(株)
- エプソン販売(株)
- 沖電気工業(株)
- カシオ計算機(株)
- シャープ(株)
- ソーテック(株)
- ソニー(株)
- デルコンピュータ(株)
- 東京特殊無線(株)
- (株)東芝
- (株)ナナオ
- 日本アイ・ビー・エム(株)
- 日本電気(株)
- 日本ヒューレット・パッカード(株)
- (株)日立製作所
- 富士通(株)
- 松下電器産業(株)
- 三菱電機インフォメーションテクノロジー(株)