これまで代表的メーカーの中では唯一i845マザーボードを発売していなかったAOpenから、トリを飾るかのように待望の製品「AX4BS」が発売となった。
拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1。DIMMスロットは3本と、i845マザーボードとして標準的な構成に沿っている。このほかAC'97サウンドコーデックを搭載しており、基板色は精悍なプラックとなっている。FSB設定クロックは100~126MHzまで7通りだ。
ちなみに型番から推察するに、これが「AX4BS PRO まいえんじぇる」のベースになると見られる。ノーマルバージョンが先に出たということで、今か今かと待ちわびているマニアな方は肩透かしを食らった格好かも知れない。が、考えてみれば、いきなりアイドルバージョンが発売されたらされたでかなりアレでシュールな光景となっていたであろう。
価格はOVERTOPで1万8980円、コムサテライト3号店で1万9500円、TSUKUMO eX.で1万9799円。
そしてもう1つ、PC Partnerという聞き慣れないメーカーからも、i845マザーボード「845AS4-235」が発売された。
拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1。DIMMスロットは3本。12V4ピンコネクタの傍にはドライブ電源の12V4ピン用コネクタが設けられており、Pentium 4対応ではない電源でも使用できるようになっている。
そして最大の特徴はその価格。21日入荷したコムサテライト1号店/3号店での価格は1万5400円と、“安さは正義”のECS「P4IBAS」やAcorpの「4S845A」とほぼ同程度の価格となっており、強力なライバル登場と言えそうだ。
パッケージもどことなく怪しい、しかし妙に懐かしい雰囲気が漂う |