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パームと米DataViz、Palm OSでWordやExcel、PowerPointのデータを利用できるソフトを発表

2001年09月20日 20時54分更新

文● 編集部

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パームコンピューティング(株)は19日、米パーム社と米DataViz社が、WordとExcelのファイル作成や表示、PowerPointのスライドの閲覧ができる統合ソフト『Documents To Go Professional Edition 4.0 日本語版』を発表した。価格と発売時期は未定。

同製品は、Wordファイルの表示や作成を行なえる“Word To Go”のほか、Excel互換のシートの作成や編集ができる“Sheet To Go”、PowerPointのスライドを閲覧できる“Slideshow To Go”といった機能を搭載する。

“Word To Go”で表示したWordの文書“Word To Go”で表示したWordの文書

Word To Goは、パソコンのWordで作成した文書を表示したり、フォーマットを変更せずに編集の続きを行なったりできる機能。太字やイタリックなどの書体や下線などに対応するほか、文字の色の変更やインデント、箇条書きの設定、表の作成にも対応する。

“Sheet To Go”で表示したExcelの表“Sheet To Go”で表示したExcelの表

Sheet To Goは、論理関数/財務関数/統計関数など110以上の関数をサポートする表計算の機能。Excelのデータを利用でき、数式の作成や編集、セルの書式設定、データの再計算、行/列/シートの挿入といった操作が行なえる。

PowerPointのプレゼンテーション“Slideshow To Go”で表示したPowerPointのプレゼンテーション

Slideshow To Goは、PowerPointのファイルを閲覧するためのソフト。PowerPointのデータを、アウトライン、ノート、スライドショーなどとして閲覧できる。

また、複数のパソコン(PC/Macintosh)との同期機能をサポートするほか、SDカードやマルチメディアカード(MMC)などの拡張メディアをサポートしており、カードにデータを保存することもできる。

なお、パームコンピューティングは、10月12日から『Palm m500』シリーズ日本語版に『Documents To Go 4.0 日本語版』を無料でバンドルするという(Windows版のみ)。

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