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カシオ、CD-Rに直接印刷できる小型熱転写プリンター『CW-50』発表

2001年09月18日 22時34分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は17日、CD-Rのレーベル面に直接印刷できる小型熱転写プリンター『CD-Rタイトルプリンター CW-50』を発表した。10月25日に発売し、価格は1万5800円。

『CD-Rタイトルプリンター CW-50』
『CD-Rタイトルプリンター CW-50』

CW-50は解像度200dpiの熱転写プリンターで、CD-Rのレーベル面の中心をはさんだ2ヵ所の対称な位置に、単色で直接印刷を行なう。印刷可能な範囲は横74×縦16mmで、2ヵ所に印刷する場合は手動でメディアを半回転する。位置会わせ用のシートを同梱しており、その際にも印刷した2ヵ所の位置がずれることはないという。文字を印刷する場合はパソコン内蔵のフォントを使用する。単色になるが、ロゴなどの画像データを印刷することも可能。

パソコンとはUSBで接続し、電源は付属のACアダプターから供給する。専用ソフトを同梱し、音楽用・データ用・画像データ用の3種類の形式を選択できる。音楽用を選択した場合は、音楽CDに記録されている“CD-TEXT”内の情報を読み取り、自動的にタイトルやアーティスト名、曲名などをレイアウトする。ただし、光ディスクドライブがCD-TEXTの読み込みに対応している必要がある。Windows Media Playerの曲名リストを取り込むことも可能で、もちろん手動で入力することもできる。

本体サイズは幅180×奥行き187×高さ57mmで重さは約750g。専用インクリボン(700円)は、ブラック・シルバー・レッド・ブルーの4色を用意する。対応するOSはWindows 98/98SE/Me/2000で、Windows XPにも対応する予定。

CW-50は、現在市販されているほとんどのCD-Rメディアに対応しているという。ただし、CD-Rのレーベル面にラインなどが印刷されているものは、その印刷面の数ミクロンの段差でインクが途切れるため、正確に印刷できない。同社が確認しているメディアには、推奨マークを交付する。

同社では当面、月に3万台を生産する。また、DVD-Rには現在は対応していないが、将来的には対応するとしている。

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