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WordやExcelデータをXMLデータに変換する『X-大将』発売

2001年09月18日 20時56分更新

文● 編集部

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WordやExcelファイルをテキスト化する『デ変研TEXT』などの開発元(株)データ変換研究所が、WordやExcelをXMLデータに変換する『X-大将(ばってんたいしょう)』の販売を開始した。

XML化の形態は以下の通り

Wordファイルの場合
「見出し1」、「見出し2」、「見出し3」などの情報などを元に文書構造を解析し、XML形式のタグを付加して出力
Excelファイルの場合
セルの位置情報、数値、文字情報、リンク情報、シート情報などに対してXML形式のタグ付けを行なって出力

実際のXML出力イメージは以下の通り。

サンプルのExcelファイル
サンプルのExcelファイル。このファイルが以下のXML文書となる。
<xsheet>
<xsheetname>
取引シート
</xsheetname>
</xsheet>
<xsheet>
<xlabel row="1" col="1">
取引会社名一覧
</xlabel>
<xlabel row="2" col="1">
社名
</xlabel>
<xlabel row="2" col="2">
電話
</xlabel>
<xlabel row="2" col="3">
URL
</xlabel>
<xlabel row="3" col="1">
データ変換研究所
</xlabel>
<xlabel row="3" col="2">
xxx-xxxx-xxxx
</xlabel>
<xlabel row="3" col="3">
http://www.dehenken.co.jp
</xlabel>
<xlink row="3" col="3" type="23">
http://www.dehenken.co.jp/
</xlink>
</xsheet>

自社のオリジナルタグを使いたい場合は、出力されたXMLのタグを変換する方法で行なう。また、DTDやXMLスキーマを使いたい場合は、オプションの指定により可能だという。

データ変換研究所では、X-大将により、プラットフォームにかかわらずデータベースのフロントエンドにWordやExcelを使うことが可能になるとしている。

X-大将はWebサーバやデータベースサーバ上での利用を想定しており、

  • X-大将 for Linux
  • X-大将 for Solaris
  • X-大将 for FreeBSD
  • X-大将 for Windows

といったラインナップが用意される。価格はすべて40万円。

なお、12月31日まで動作する体験版が、同社Webページからダウンロード可能になっている。

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