【新宿発】本上まなみが“へもい写真”で癒してくれる？

　「女優・本上まなみ　カメラマンになる」と帯に書かれたハードカバー本『ほんじょの天日干。』(学習研究社：1600円／税別)は、本上まなみちゃんが実際に自分で撮影した写真にエッセイをつけた“写文集”。9月16日には、紀伊国屋書店新宿南店で出版記念の握手会が開催された。

　内容は月刊誌「BOMB(ボム)」に連載されたものが中心になっている。散歩好きのまなみちゃんが友達に薦められて買った1台のカメラをきっかけに、へもカメラマンとなってあちこち撮影したものをまとめたものだ。「へもい」という言葉は彼女がよく使う言葉で「イケてない」「しょぼい」に近く、情けなくて脱力感があるけど愛らしい感じのもの。「へもカメラマン」とはそういった味のある対象を撮る、あるいは探すカメラマンというところだろうか。

　握手会は紀伊国屋書店南店1Fの外で行われたが、階段の上まで長い行列。開始までに400人以上の整理券が、すぐになくなってしまった。会場は屋外であったため、黒山の人だかりの向こうにまなみちゃんを発見した通行人もいて、「カワイイ」「きれい」と立ち止まって見学する姿も見られた。
　「爽健美茶」のCMのころから元祖癒し系美女として注目度の高いまなみちゃん。ファンだけでなく、心の荒んだおじさんも彼女のへもい写真で癒されてみてはいかがだろうか？

(プロフィール)

本上まなみ(ほんじょう まなみ)

生年月日　1975年5月1日
出身地　東京都

• 学研「BOMB」の「ほんじょの天日干。」記者発表速報ページ(今後のイベントスケジュールも掲載)