「メモリヒートシンク+電磁波シールド+高電磁波除去シールド」として作用し、メモリの誤動作を防ぐというヒートスプレッダ「PM-MCC PRO」がジャパンバリューから現れた。いくつかのショップで今週から販売がスタートしている。
実際にSDRAMへ取りつけてみたところ。パッケージではSDRAM用とうたわれているが、DDR SDRAMにも取りつけられそうだ |
PM-MCC PROは昨年発売されたジャパンバリューの従来製品「PM-MCC」の上位版にあたる製品。PM-MCCがアルミ板+熱伝導シートという構成だったのに対し、PM-MCC PROは「一般的なアルミ板よりも電磁波の吸収効率が高い」(同社)という硬質のアルミ板と、電気抵抗が低い絶縁ゲル物質を用いたという電磁波シールドを用いているのが最大の違いだ。
厚みは思った以上にあるので注意したいところ |
サイズは128(W)×46(D)×8(H)mm。複数枚を並べて用いると互いに干渉する可能性があるので、DIMMスロットが極端に近い状態で隣り合っているマザーボードに取りつける際には、事前に確認した方がいいだろう。メモリの安定性はモジュール自体の出来不出来が大きく左右するものであるため、電磁波からの防御がどれほどの効果を生むのかは不明だが、石橋を叩いて渡るタイプの人は試してみてはいかが? 価格は若松通商エルプラザで1980円、OVERTOPで2381円、高速電脳で2780円。
【取材協力】