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マジックアワー、SolidWorks対応の3DCGアドインソフトを発売

2001年09月12日 18時36分更新

文● 編集部

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(株)マジックアワーは12日、米ソリッドワークス(SolidWorks)社の機械設計向け3次元CADソフト『SolidWorks 2001』に対応したアドインソフト『PowerSketch/Real for SolidWorks』(以下Real)を発表した。代理店となる(株)大塚商会と(株)住友金属システムソリューションズの2社が18日に販売を開始する。価格は39万円。

オートバイのサンプル。オートバイを回転させたり、拡大したりといったことがリアルタイムのレンダリングで表現できる
オートバイのサンプル。オートバイを回転させたり、拡大したりといったことがリアルタイムのレンダリングで表現できる

Realは、3DCADソフトのレンダリング機能が設計者に使いやすいとはいえないことから開発されたアドインソフト。CADデータを取り込み、模様を貼り付ける“テクスチャーマッピング”、模様を重ねて貼り付ける“マルチテクスチャーマッピング”、色を混合して表現する“アルファブレンディング”、擬似的に金属の反射などを表現する“リフレクションマッピング”、鏡の効果を表現する“リフレクションレンダリング”、間接照明の効果を表現する“ラジオシティレンダリング”などをリアルタイムで実行し、3DCGイメージとして表示できるのが特徴。GUIを採用し、ドラッグ&ドロップなどでほとんどの操作が行なえる。

後ろにある鏡や床に反射する様子がリフレクションレンダリングで表現できる。ラジオシティによるリアルで柔らかい表現が特徴的
後ろにある鏡や床に反射する様子がリフレクションレンダリングで表現できる。ラジオシティによるリアルで柔らかい表現が特徴的

また、独自の圧縮型式(10~20分の1に圧縮)により3Dデータのままデータを圧縮し、HTML型式で出力(Web3D型式)、ウェブに掲載することもできる。JavaScriptによる制御も可能で、製品にはサンプルプログラムも収録する。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000で、アプリケーションとして『SolidWorks 2001』が必要となる。

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