コダック(株)は12日、1600万画素のデジタルカメラバック『コダック プロフェッショナル DCS プロバック』に対応カメラを追加した最新モデル『コダック プロフェッショナル DCS プロバック プラス』を11月下旬に発売すると発表した。価格は217万5000円。
『DCS プロバック』 |
『DCS プロバック』は、中判カメラや4×5版カメラに取り付けてデジタル画像を撮影するためのCCDユニット。パソコンと接続せずにスタンドアローンで撮影が可能な、シングルショットタイプのもの。『DCS プロバック プラス』では、従来品の基本仕様をそのまま継承する。対応予定カメラは、Hasselblad 555ELD/553ELX/503CW/503CXiなど、Mamiya RZ67 Pro/RZ67 Pro II、Bronica、FUJIFILM GX680、Kapture Group TrueWide Digital Sliding Back、Sinar、Horseman、TOYO、Arca Swiss、Cambo、Horseman DigiFlex、Silvestri。Hasselblad 555ELD、Horseman DigiFlex、Silvestri以外の機種は、同社の別売オプション品や米Kapture Group社のインターフェースキットなどが必要。別売オプション品として、『553ELXケーブルアセンブリー』(価格未定)、『503CW/CXiケーブルアセンブリー』(価格未定)を11月下旬に発売する予定。『プロバック マミヤRZアダプターキット』(価格18万円)は発売中。
なお、撮像素子は36.86×36.86mmのフルフレーム方式1660万画素ITO CCD、有効画素数は4072×4072画素、撮像感度はISO 100相当、記録フォーマットはLossless圧縮 Raw Data。PCカードスロット(Type II)2基、Sビデオ端子、IEEE 1394インターフェース、80度のチルト機能付き液晶カラーディスプレーを搭載する。本体サイズは幅90×奥行き100×高さ90mmで、重量は約1580g。