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裏面メモリ用ヒートシンクが同梱されたGeForce2 Proカードが登場

2001年09月11日 22時30分更新

文● 水野

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GF2PRO-VO

 すっかりGeForce3に話題も移ったかというこのご時世に、GeForce2 Proビデオカードの新製品がAOpenから登場した。同社製ビデオカードには「PAxxx」という製品名を与えられているものが多いが、同製品はチップの名称をそのまま戴いた「GF2PRO-VO」という製品名となっている。



裏面メモリ用ヒートシンク
裏面メモリ用ヒートシンク

 メモリはACEND製DDR SDRAMチップを64MB搭載しており、表裏4枚ずつという配置になっている。ユニークなのは、GeForce2 Proカードとしては珍しくチップにもヒートシンクを装着しており、さらに裏面のメモリ用と思われるヒートシンクを2枚未装着状態で同梱していることだ。チップのクーラーもより強力なGeForce3カードでよく見られるタイプのものであることから、オーバークロック動作を意識したカードであることが伺える。
 その通り、メモリクロックは400MHz、コアクロックは200MHzとなっているが、それぞれ最大450MHz、255MHzまでの設定が可能。またコア電圧は2.05V、メモリ電圧は2.50Vだが、こちらもそれぞれ最大2.21V、2.50Vまでの設定が可能となっている。“これで不安なら裏面メモリにもヒートシンクをどうぞ”という配慮なのだろう。



クロック設定
コア/メモリクロックの設定のほか、電圧の設定も可能となっている
お買い得

 S端子のTV-OUT付きで、価格はコムサテライト3号店で1万6980円。最強ではないにせよ、設定をいじって遊んでみる分にはお買い得と言えよう。



【取材協力】

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