AoEよりリアルな戦闘&
よりシビアな展開
ゲームに登場するのは以下の16カ国。史実に基づいた設定のストラテジゲームらしく、本作でも国ごとに特色のあるユニットが用意されている。
イギリス | フランス | オランダ | オーストリア |
スペイン | ポルトガル | ピエモント | ベニス |
スウェーデン | プロシア | ザクセン | ポーランド |
ロシア | ウクライナ | トルコ | アルジェリア |
登場するさまざまなユニットたち、その1。歩兵隊が貴族の士官と徴兵された兵士を中心として構成され、各国ごとにユニークな軍服を着るようになるのもこの時代あたりから。 |
登場するさまざまなユニットたち、その2。こちらは騎兵を集めてみた。 |
登場するさまざまなユニットたち、その3。最後は砲兵と艦船たち。 |
ウクライナのキャンペーン「独立戦争」のミッション選択画面。AoEのキャンペーンと同じで、1つのミッションで勝利しないと次のミッションが表示されない。 |
こちらのシングルミッションでは、「初級/普通/中級/上級」から難易度を選択できる。 |
マルチ(ネット)プレイの「ブライテンフェルト」の戦いの説明。スウェーデン王グスタフ・アドルフが戦死した、“三十年戦争でもっとも有名な戦い”のひとつだ。 |
これまたAoEと同様、ミッションの折々にガイドメッセージが表示される。ただし、メッセージが少々曖昧でわかりにくく、次に取るべき行動に迷うこともある。 |
海上部隊による砲撃。数隻によるこの程度の砲撃でも、石炭は急速に減っていく。万一、戦闘中にゼロになったらスグに市場で買い込み補充しないと、敵の思うままに撃破されてしまう。 |
リアルという意味では、兵士と住民の数に応じて食料が消費されるだけでなく、銃や大砲、塔、船の砲撃によって石炭や鉄が消費される点も要注意だ。特に、大規模な砲撃を実施したり、大艦隊を率いて海上で連戦していたりすると、これらの資源(特に石炭のほう)の備蓄が瞬く間に底を突くこともよくある。逆に、石炭や鉄は比較的高値で金(これが一番足りないのはAoEと同じ)にも換えられるので、金鉱山だけでなく鉄と石炭の鉱山も可能な限り拡張しておくのが賢明だ。
いったん住民を金、鉄や石炭の採掘に割り当てると、鉱山から出てこない(ように見える)が、実際には採掘を続けてくれている。最初は5人しか採掘に割り当てられないが、鉱山を拡張することで採掘人数を増やし、増産することができる。 |
もうひとつ気を付けたいのは、民間人や施設、大砲の周りに兵士が不在だと、“敵に接収・捕獲されてしまう可能性がある”こと。AoEでも「改宗」というルールはあったが、すでに「理性の時代」に入ったヨーロッパでは思想信条などおかまいなし、とにかく“完全に後背地”と確信できない場所では、民間人だけの施設や裸の大砲が放置されていないかどうかチェックを欠かさないように!! 特に、鉱山は自軍の拠点から離れていることが多いので要注意だ。カノン砲を奪取されると両軍の戦力バランスが劇的に崩れかねない。
万一、敵に捕獲されるのが必至だと思われたら、いさぎよく「Delete」キーで施設やユニットを破壊してしまうのもひとつの手だ。裏を返せば、守備の手薄な敵のカノン砲をいくつか奪うことさえできれば、兵力的な劣勢を一挙に挽回できる可能性もある。