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正式発表を目前に控えたi845マザーがさらに拡充、今度はECSとIwill製

2001年09月07日 23時51分更新

文● Jo_Kubota

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 正式発表を10日前後に控え、ECSの「P4IBAS」「P4IBMS」と、Iwill「P4S」の3種類が駆け込むようにアキバへ登場してきた。それぞれ紹介していこう。

ECSのi845マザー2製品今回は「サムライの…」?

P4IBAS
「P4IBAS」

 ECSとなると気になるのは、もはやお馴染みとなった「サムライの~」といった愛称だが、ATXフォームファクタの「P4IBAS」、MicroATXフォームファクタの「P4IBMS」ともに「現時点ではまだ決まっていない」(日本エリートグループ)とのこと。来週早々にも発表するとしているので期待したいところだ。
 基板の色は紫で、これは「サムライの雄叫び」ことi850チップセット搭載マザーボード「P4ITA」と同じ。同社によると、Pentium 4対応チップセットは風水的にいいとされる紫色基板を統一して採用しているとのこと。



P4IBMS
「P4IBMS」
すっきりした基板

 P4IBASの拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1。P4IBMSはAGP×1、PCI×3、CNR×1となっている。DIMMスロットを3本搭載する点とAC'97サウンドコーデックを搭載する点は共通だが、MicroATXのP4IBMSのみネットワークコントローラ「RTL8100」を搭載している。外観は、Intel製のi845マザーボードと同様、ATXとMicroATXでほぼ共通の基板パターンを採用しているため、MicroATXのP4IBMSは、P4IBASの一部をばっさり切り落としたようなデザインをしているのが特徴と言えるだろう。価格は以下の通り。


8日現在の価格情報
価格ショップ
P4IBAS
\14,800RockValley
\15,800OVERTOP
ZOA 秋葉原本店
\15,980コムサテライト3号店
\16,460FRESH FIELD
\16,799TSUKUMO eX.
\16,800BLESS 秋葉原本店
\16,980TWOTOP1号店
\17,800STORM
P4IBMS
\14,900RockValley
\15,800OVERTOP
\15,980コムサテライト3号店
\16,299TSUKUMO eX.
\16,800ZOA 秋葉原本店
BLESS 秋葉原本店
\16,980TWOTOP1号店

Iwillのi845マザーはNorthwood対応?!

P4S

 Iwill「P4S」は、Intel系チップセットを搭載する最近のマザーボードとしては珍しくCNRが省略されているのが特徴的だ。なお、同社製品では恒例となった、アナログ5.1chサウンド出力に対応するサウンドチップ「CMI8738」は同製品でももちろん搭載。しかし一方で、Iwill製品の特徴ともいえる、AMI製のIDE RAIDコントローラ用の空きパターンはP4Sに確認できず、基板を見る限りIDE RAIDをサポートするモデルは用意されないようだ。



低電圧設定可能

 FSBは1MHz刻みで設定可能(範囲不明)で、VCoreは1.125V~1.850Vの範囲を0.025V単位で設定可能。異常とも言えるほど低い電圧を設定できるあたり、年末に登場すると予想されるNorthwoodコア版Pentium 4への対応をにらんでいるのかもしれない。価格は秋葉館Winと高速電脳で1万7800円、クレバリー1号店とクレバリー3号店で1万9800円。



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