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Socket478+i850の第3弾はGigabyte「GA-8ITX」、初回ロットはわずかフタ桁!?

2001年09月07日 20時23分更新

文● 小磯

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Socket478+i850

 Abitの「TH7II/TH7II-RAID」が人気となってどこも完売状態となっているように、現在アキバでは、パフォーマンスを重視するユーザーの間でSocket478を搭載するi850マザーボードに対する需要が高まっている。これまで見向きもされなかった感のあるRDRAM対応チップセットが、i845の性能のお陰(?)で再評価されていることになるわけだ。



初回ロット30枚?!

 そんな絶妙のタイミングで、GigabyteからもSocket478版i850マザーボード「GA-8ITX」が現れた。ただしこれもTH7IIシリーズと同様、その数は極めて少量で、TWOTOP 1号店によれば「初回ロットは国内でわずか30枚」。日本ギガ・バイトも「ごく少量」とコメントしており、まだ品不足の状態は続きそうだ。なお同社では、まとまった数の再出荷を9月中に予定しているとのこと。価格はクレバリー1号店で2万3480円、PCiN秋葉原で2万4800円、TWOTOP 1号店で2万6800円。



GA-8ITX

 さてボードを見てみると、μPGA478ピンソケットに対応する以外、基本的にはオーソドックスな6層基板のi850マザーボードだ。ICH2やPCIスロット周辺にはGigabyte独自のBIOS保護機構であるDualBIOSや、IDE RAIDコントローラ「PDC20265」、サウンドチップ「CT5880」、ネットワークコントローラ「RTL8100L」用と思われる空きパターンを確認できるが、これらは上位モデル「GA-8ITX-R」でサポートされる機能だ。なお同時にPhilips製のUSB2.0コントローラ「ISP1561」用、そしてUSB2.0コネクタ用の空きパターンも確認できるが、マニュアルにも一切記述がなく、現在のところGA-8ITX-Rでこれがサポートされるかは不明となっている。


基板上に見られる空きパターン(左)。注目は「ISP1561」のシルク印刷があるパターン(中央)だ。また、PCIスロットのすぐ近くにもナゾのパターンを散見できる(右)
空きパターン空きパターン空きパターン

 FSBは100~133MHzの範囲を10段階に設定可能。VCoreは1.75~1.85Vの範囲を0.025V刻みで設定できる。拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1。

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