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オリンパス、500万画素CCDを搭載する『CAMEDIA E-20』など3機種を発表

2001年09月14日 18時49分更新

文● 編集部 田口敏之

オリンパス光学工業(株)は13日、デジタルカメラ『CAMEDIA』シリーズに、400万画素CCDを搭載した小型モデル『CAMEDIA C-40ZOOM』と、200万画素CCDを搭載したエントリー向けの低価格モデル『CAMEDIA C-2』、および500万画素CCDを搭載したハイエンドユーザー向けの最上位モデル『CAMEDIA E-20』と、画像編集・管理ソフトウェア『CAMEDIA Master Pro 4.0』の計4製品を発表した。

『CAMEDIA C-40ZOOM』

『CAMEDIA C-40ZOOM』は、“小さいだけでなく、高画質で、操作性も良くなくてはならない”という設計思想のもと、幅87×奥行き43.5×高さ68.5mm、重さ190g(電池別)の本体に、413万画素のCCDとF2.8-4.8の光学2.8倍ズームレンズを搭載した、コンパクトサイズのデジタルカメラ。10月19日発売で、価格は9万9800円。月産台数は8万台。

『CAMEDIA C-40ZOOM』
『CAMEDIA C-40ZOOM』

現在、400万画素クラスのCCDを搭載したデジタルカメラで、このサイズ・重量は、世界最小・最軽量であるという。また、同社が2000年6月に発表した400万画素CCD搭載デジタルカメラ『CAMEDIA C-4040ZOOM』が備えていた機能を継承しており、このサイズに機能を凝縮したことを、粉薬を凝縮した錠剤にたとえて、同製品は“タブレット(=錠剤)”デザインと名づけている。

同製品の特徴として、シーンプログラムをプレセットしたモードダイヤル“10モードダイヤル”がある。これは“ポートレイト撮影”“記念写真撮影”“風景撮影”“夜景撮影”“セルフポートレート撮影”といった5つのシーンプログラムに合わせるだけで、コントラストやシャープネス、色再現性等がカメラ側で自動的に最適値に設定されるというもの。ダイヤル項目には、従来の機種にも搭載していた“フルオート撮影”“プログラム撮影”“絞り優先/シャッター優先/マニュアル撮影”“動画撮影”の各モードも備える。

さらに、カスタマイズモードである“My Mode”をモードダイヤルに配置しており、ユーザーオリジナルの撮影条件の設定を保存できる。これによって、ユーザーのこだわりの撮影を、複雑な操作をすることなくできるという。このほか、電源ON/OFF時に液晶ディスプレーに表示する画像(“壁紙”と呼ぶ)を変更したり、起動音・終了音をそれぞれ2種類から選択できるカスタマイズ機能を備える。

撮影する画像のシャープネスとコントラストは11段階、ホワイトバランス補正機能は15段階の設定ができるほか、CAMEDIAシリーズでは初めて、11段階の彩度調節機能を搭載している。また、長時間露出時のノイズを除去する、ノイズリダクション機能も備えている。QuickTime Motion JPEGに準拠した動画撮影ができ、動画の始点と終点を編集する、簡易動画編集機能を搭載している。

また従来、前面にのみ備えていたリモコンの受光部を、本体背面にも搭載した。背面受光部の操作可能距離は10cm程度だが、カメラに手を触れずに撮影ができ、レリーズの代わりに使えるようになっている。

『CAMEDIA C-4040ZOOM』の背面。右手だけで操作を行なえるように配置してあるという
『CAMEDIA C-4040ZOOM』の背面。右手だけで操作を行なえるように配置してあるという

主な仕様は、1.8分の1インチの413万画素(有効395万画素)CCD、焦点距離7.25~20.3mm(35mmフィルム換算で35~98mm相当)、F2.8~4.8の光学2.8倍オリンパスレンズを搭載。レンズの構成は5群7枚で、うち非球面レンズを2枚含む。デジタルズームは最大2.5倍。撮影可能距離は最短10cm。測光方法は、独自の演算プログラムによって、逆光や被写体と背景の輝度差が大きい場合でも自然な撮影ができるというESP測光と、被写体の狙いたい部分に確実に露出を合わせるというスポット測光に対応。露出モードはプログラム自動露出、絞り優先(F2.8/3.4/4.0/4.8/5.6/8.0)、メカニカルシャッターを併用して静止画2分の1秒から1000分の1秒に設定できるシャッター優先、±2EVの範囲で2分の1EVステップごとに露出補正でき、シャッターは1000分の1秒から16秒まで設定できるマニュアル露出に対応する。撮影感度はISO 100/200/400。2分の1EV刻みの場合は3段階、1.0EV刻みの場合は5段階のオートブラケット撮影も行なえる。毎秒2コマの連写も可能(2272×1704ドットで連続8枚以上)。

記録画像サイズは、最大2288×1712ドット。768万画素相当での出力が可能な“プリント拡大モード”を用いたとき最大3200×2400ドット。画像形式は、JPEGとTIFF。動画は、最大約32秒間撮影可能(同梱の16MBスマートメディアでは320×240ドットの時)。

ファインダーは、光学実像式ファインダーと、11万4000画素の1.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレーを搭載する。インターフェースは、USBとAV出力(NTSC)。電源は、付属のリチウム電池パック『LB-01(CR-V3)』1本のほか、単3ニッケル水素/リチウム/ニカド/アルカリ電池2本で利用できる。電源のON/OFFはレンズバリヤーの開閉によって行なう。パッケージには16MBのスマートメディア、USBケーブル、AVケーブル、リモコンなどが付属する。

『CAMEDIA C-2』

『CAMEDIA C-2』は、3月に発売した『CAMEDIA C-1』の後継機種にあたる、エントリー向けのデジタルカメラ。本体サイズは幅110×奥行き32×高さ64mmで、重さは165g(電池別)。わずかなサイズ変更とそのままの重さで、CCDを131万画素から214万画素にし、また動画撮影も可能となった。28日発売で、価格は4万2000円。月産台数は6万台。なお『CAMEDIA C-2』が発売され次第、『CAMEDIA C-1』は販売終了となる。

『CAMEDIA C-2』
『CAMEDIA C-2』

新機能として、連続して撮影した2枚の画像を、左右組み合わせて1枚の画像として保存する“合成ツーショット機能”を備えている。また、撮影した画像を、640×480ドット、320×240ドットにカメラ上でサイズ変換できる“リサイズ機能”、画像を縦横に回転することができる“回転機能”、モノクロ、セピア画像に変換できる“モノクロ・セピア画像作成機能”などの画像編集機能を搭載している。なお、画像を変換するときは、新たに画像ファイルが作られるため、オリジナル画像はそのまま保存される。

また、シャープネスとコントラストが設定できるようになったほか、最大2秒までのシャッタースピードに対応した夜景撮影機能や、測光方式として、デジタルESP測光に加えて、“スポット測光”にも対応した。そして、ユーザーが設定した撮影モードや、“電源をONにしたときに液晶モニターを表示させたい”など、ユーザーそれぞれのスタイルを記憶しておける機能として、“設定クリア機能”を搭載した。これは、電源を落とすと、すべての設定がリセットされてしまっていた『CAMEDIA C-1』のユーザーから寄せられた要望に応えて搭載した機能だという。

主な仕様は、2.7分の1インチの214万画素(有効196万画素)CCDと、焦点距離5.5mm(35mmフィルム換算で36mm相当)、F2.8のオリンパスレンズを搭載。レンズは4群5枚構成で、うちガラス非球面レンズ1枚を含む。デジタルズームは最大5.0倍。撮影可能距離は最短10cm。
測光方法はデジタルESP/スポット測光に対応。露出制御はプログラム自動露出のみ。マニュアル露出補正は、±2EVの範囲で2分の1ステップごとに設定可能。撮影感度はISO 100~400。連写は、毎秒1.2コマ(1600×1200ドットで8枚以上)。

記録画像サイズは、最大1600×1200ドット。画像形式はJPEG。動画は、同梱の16MBスマートメディアを使用した場合、最大約15秒撮影可能(320×240ドットの時、音声なし)。

シャッタースピードは2分の1秒から800分の1秒で、撮影可能距離は最短10cm。記録画像の解像度は、最大1600×1208ドット。記録媒体はスマートメディア(4~128MB)で、記録方式はJPEG対応。

『CAMEDIA C-2』の背面。ディスプレーと操作ボタンの位置が変更されている
『CAMEDIA C-2』の背面。ディスプレーと操作ボタンの位置が変更されている

ファインダーは、光学実像式ファインダーと、11万4000画素の1.5インチTFTカラー液晶ディスプレーを搭載する。インターフェースはUSB。電源は、別売りのリチウム電池パック『LB-01(CR-V3)』×1のほか、単3ニッケル水素/ニカド/アルカリ電池×2を利用できる(マンガン/単3リチウム電池は利用不可)。撮影可能枚数は、リチウム電池パック(LB-01)のとき約500枚。パッケージには、16MBのスマートメディア、USBケーブル、CD-ROM(キャメディアインフォメーションディスク)などが付属する。

『CAMEDIA E-20』

『CAMEDIA E-20』は、2000年10月に発売した『CAMEDIA E-10』の後継機種であり、最上位機種となる。3分の2インチの524万画素(有効495万画素)原色CCDと、焦点距離9~36mm(35mmフィルム換算で35~140mm相当)で、F2.0~2.4、フィルタ径62mmの光学4倍オリンパスレンズを搭載している。レンズの構成は11群14枚で、うち非球面レンズを2枚、ED(特殊低分散)レンズを1枚含む。11月中旬発売で、価格は22万円。月産台数は1万台。なお同製品出荷後も、『E-10』は適切な価格修正をし、並売する予定だという。

『CAMEDIA E-20』
『CAMEDIA E-20』

同製品の特徴は、CCDの読み出し方式として、世界初の“IS/PSハイブリッドスキャン方式”を採用したこと。これは、『CAMEDIA E-10』で採用していた交互読み出し方式の“インターレーススキャン(IS)方式”に加え、垂直方向に画素を間引くことによって、1万8000分の1秒という高速シャッターを可能にした“プログレッシブスキャン(PS)”方式を併せて搭載したものである。

そのほかにも、長時間露出時のノイズを除去するノイズリダクション機能、オリンパス独自の画像処理技術で、小さいサイズで撮影しても、画像情報を振る活用して被写体の質感を損なうことなく忠実で滑らかな画像を作るという“TruePic処理”、1分から24時間まで撮影間隔を設定できるインターバル撮影機能を備えている。

また、オプションのリチウムポリマー電池セット『B-32LPS』(11月中旬発売、5万8000円)を本体下部に装着することによって、従来の約2倍、約1200枚の撮影が可能となる。このオプションは、『CAMEDIA E-10』にも装着できる。なお、『CAMEDIA E-10』のオプションは、すべて『CAMEDIA E-20』で利用できる。

リチウムポリマー電池セット『B-32LPS』
リチウムポリマー電池セット『B-32LPS』を装着した様子

そのほかの主な仕様を挙げると、撮影可能距離が最短20cm。測光方式はデジタルESP測光/中央重点/スポットに対応。露出制御はプログラム/絞り優先/シャッタースピード優先/マニュアルに対応し、シャッタースピードは、ISモード時で640分の1秒から60秒まで、PSモード時で1万8000分の1秒から60秒まで(すべてマニュアル時)。露出補正は、±3EVの範囲で、3分の1ステップ毎に設定可能。撮影感度はISO 80/160/320。連写は毎秒約2.3枚(最大4枚、RAWモードでは3コマまで、PSモードは7コマまで)。

記録媒体にはスマートメディア(4~128MB)および、コンパクトフラッシュ(Type I/II準拠)とマイクロドライブ(340MB/1GB)が利用できる。画像記録形式はJEPG/TIFF(非圧縮)/RAWデータ。記録画像の解像度は、最大2560×1920ドット。

『CAMEDIA E-20』の背面
『CAMEDIA E-20』の背面

ファインダーは、TTL一眼レフレックス方式。視野率は95%で、視度調節機構/ファインダー内表示/アイピースシャッター付き。ビューファインダーとして使用できる、11万8000画素の1.8インチTFTカラー液晶ディスプレーを搭載する。ポップアップ式フラッシュを内蔵し、フラッシュモードはオート発光/赤目軽減/スローシンクロ/後幕シンクロ/発光禁止の5モード。またホットシューに、オプションの専用外部フラッシュ『FL-40』(5万円)の装着ができるほか、同じくオプションのオフフラッシュケーブル『FL-CB05』(8000円、11月中旬発売予定)を用いれば、『FL-40』を本体から約1m離して使用することもできる。

インターフェースは、USBとAV出力、外部フラッシュ接続端子、アクセサリーシュー、リモートケーブル接続端子。電源は、リチウム電池パックLB-01(CR-V3)2本、または単3ニッケル水素/ニカド/アルカリ電池×4(単3マンガン/リチウム電池は使用できない)。本体サイズは幅128.5×奥行き161×高さ103.5mm(突起部含まず)、重さは1050g(電池別)。パッケージには16MBのスマートメディア、ビデオケーブル、リチウム電池パックなどが付属する。

『CAMEDIA MASTER Pro 4.0』

『CAMEDIA MASTER Pro 4.0』は、デジタルカメラ用の画像編集・管理ソフトウェア。11月中旬発売で、価格は5000円。なお、カメラ同梱用の『CAMEDIA Master 4.0』は、今後発売する製品に順次導入していく予定で、『CAMEDIA E-20』には同梱している。また『CAMEDIA Master 4.0』から『CAMEDIA MASTER Pro 4.0』へのアップグレードも計画しているという。

『CAMEDIA MASTER Pro 4.0』
『CAMEDIA MASTER Pro 4.0』

オリンパスによると、同製品では、USB/シリアルでパソコンと接続するデジタルカメラの画像を取り込むことができる。『CAMEDIA』シリーズ以外でも利用可能。また、初心者でも簡単に扱えるようにと、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)を採用したという。

主な機能としては、画像の閲覧、整理、修正のほか、明るさ/コントラスト/色相/彩度のレベル調整、トリミング、ぼかし/シャープネス、画像回転、赤目補正などをの画像編集機能を備える。また、メーラーを用いることなく、添付ファイルとしてリサイズした画像を、電子メールで送信することもできるほか、HTMLアルバムの作成、BGM付きスライドショーや、スクリーンセーバーの作成などが可能。

プリント機能として、フォト、インデックス、カレンダー、ポストカード、アルバム形式などでのプリントを行なえる。このほか、動画・サウンドの再生もでき、デジタルカメラで撮影した、Motion JPEG形式の動画を編集する機能を備えており、縦横回転機能や、動画の一部を静止画として切り出せる編集機能、セピア、モノクロ、ワンタッチ補正などのフィルター機能を搭載している。

対応OSは、USB接続のときWindows 98/98SE/Me/2000、Mac OS 8.6~9.1、Mac OS Xで、シリアル接続のとき、Windows 95/98/98SE/Me/2000/NT 4.0(SP3以降)、Mac OS 7.6.1~9.1となっている。

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