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2つのキーボードを同時に使用可能なアダプタほかアイデア入力機器が登場!

2001年09月06日 23時52分更新

文● 水野

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Y-Key Key

 入力機器関係の、ちょっとひと味違う新製品を3点まとめてご紹介しよう。
 まず1つ目は、米P.I. Engineering社製のデュアルキーボードアダプタ「Y-Key Key」。1つのPS/2ポートからケーブルを引き出し、名前通りY字型のアダプタ本体で2つのコネクタに分けるようになっており、さてはコンパクトなキーボード切り替え機か……と思えばさにあらず。実は、つないだ2つのキーボードを「切り替える」のではなく、「同時に使用できる」というものなのだ。
 いちいちスイッチを切り替えなくても好きなときに好きな方を使って入力できるというわけで、小物ではあるが便利そうではある。価格はぷらっとホームで9800円。



Savant 20-key Programmable Keypad

 2つ目は、KINESISのプログラマブルキーパッド「Savant 20-key Programmable Keypad」。
 出荷状態では普通のテンキーボードとして動作するようになっているが、20個のキートップには何も印刷されていない(テンキー用の印刷済みラベルは付属している)。このキー群にあらゆるキー機能を割り当てられるというものなのである。ショートカットキーを多用するユーザーならば、それらを割り当てておけば片手で全て操作できるため、かなり威力を発揮しそうだ。2つのキーをまとめて1つのキーにするキートップも3個付属している。
 価格はぷらっとホームで1万6800円。インターフェイスはUSBのみで、PS/2版もあるがこちらは未入荷とのことである。



ラベル
テンキー用ラベル。このほか自由に作成して貼り換えることができる
OWL-KB106J

 最後は、オウルテックの106日本語キーボード「OWL-KB106J」。テンキーやカーソルキー部分をぎゅっと横に詰めたコンパクトなデザイン、別色の樹脂で手前に伸びたパームレストが目を引くが、現在の標準である109キーではなく、Windowsキーやメニューキーが省かれた106キーであるのが最大の特徴。新製品としてはまことに珍しい存在で、最下段のキー数が少ないためスペースキーが大型になっている分、ありがたいと感じる方も多いかもしれない。
 ちなみに、同様にWindows/メニューキーが省かれた101キー英語版「OWL-KB101E」、そして通常どおり109キーで本体色がシルバーに紫、キーが黒と精悍な印象の「OWL-KB109JQ」も同時に発売されている。いずれもインターフェイスはPS/2だ。
 価格はクレバリー2号店で3種類ともに5280円。



OWL-KB101E
英語101版「OWL-KB101E」
2つ目のスイッチ
精悍なカラーリングの日本語109版「OWL-KB106JQ」
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