バルク版1GHzの登場から1週間後のCeleron-1.1GHzの登場で“ローエンドCPU最高クロック”の座は明け渡してしまった“Morgan”コアのDuron-1GHzだが、ひとまずリテールパッケージ版が登場、1GHzオーバーのローエンドCPUのリテール版が出そろった。
“Spitfire”ぽいパッケージのイラスト |
パッケージはこれまでの“Spitfire”コアと全く同じであり、イラストもコアの形状を見ると“Spitfire”のようである(“Morgan”はこちら)が、8月付けのAMDのデータシートによると1GHz版は“Morgan”コアのみのラインナップ。間違いなく“Morgan”のようだ。
データシートによる詳しいスペックはバルク版の記事を参照されたいが、再度概要を記しておけば、FSB200MHz、1次キャッシュ128KB、2次キャッシュ64KB、コア電圧1.75V。最大消費電力は46.1Wとなっている。
“1000MHz”のクロック表記のみが識別点となっている |
価格は高速電脳で1万3800円。Celeronと比較すると「もう一声!」といった感じの価格設定だが、そこはこれからの値下がりに期待したいところだ。
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