米MontaVistaは現地時間28日、Hard Hat Linux(HHL) 2.0 Professional Editionのアドオン製品として、「Hard Hat Graphics」と「Qt/Embedded for HHL」を9月より出荷すると発表した。
「Hard Hat Graphics」は、(※1)Tiny X、GTK+、(※2)Glade、(※3)IceWM をまとめたもの。
※1 Tiny X……X11のフットプリント縮小版※2 Glade……GTK+用GUIビルダー
※3 IceWM……X用の軽量化されたウィンドウマネージャ
また、「Qt/Embedded for HHL」は、TrolltechのGUIツールキットを、Hard Hat Linux用に最適化したもの。デザインツールのQt Designerや翻訳ツールQt Linguistが含まれる。
MontaVistaとしては、両製品のリリースにより、組み込みLinux市場におけるGUIベースのアプリケーション開発をより促したいという考えだ。
