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米Turbolinux、S/390用ディストリビューションをカスタム開発

2001年08月28日 23時47分更新

文● 編集部

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米Turbolinuxは13日、通信販売の業界向けプレミア・リスクモデリングを 行なっている米Credit Index向けに、カーネル2.4.5をベースとしたIBMのS/390システム用ディストリビューションを開発したと発表した。

同社は、GBクラスのデータの大半を、3490テープ・ドライブで処理している。 そのため今回、米Turbolinuxは、これらをサポートでき、かつメインフレームの正確なDASD(Direct Access Storage Device)とI/Oアドレスを含む、テープ上でのLinuxディストリビューションを開発したというわけだ。

これにより、LinuxをIntelベースのサーバとメインフレームの両方で稼働できるため、Linuxサーバ上でアプリケーションの書き込みとテストを行ない、それをメインフレームで導入することが可能になった。

さらに、すでにメインフレーム用に開発されているアプリケーションを利用できるため、コスト削減や導入期間の短縮につながったという。

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