McAfee ASaPがユーザーに代わって徹底したセキュリティ対策を行なう |
“McAfee ASaP”は「オンラインマネージドセキュリティサービス」というコンセプトによって生み出された、業界初のASPによる企業向けセキュリティ対策サービスだ。簡単にいうと、インターネットを活用して(=オンライン)、同社が企業に代わって徹底したセキュリティ管理を行なう(=マネージドセキュリティ)というものである。
「セキュリティ対策は導入しているか?」との問いにほとんどの企業が「YES」と答えることが多いなか、今年の7月、8月にSirCamやCodeRedによる被害が多発したことは記憶に新しい。セキュリティ対策をしているはずなのに、なぜウイルスやワームの被害は後を絶たないのか。
その理由は、社内に存在する膨大な数のクライアントマシンにまで徹底した管理が行なわれていないという点にある。常に最新のウイルス定義ファイルをダウンロードして、社内のすべてのクライアントマシンに対して更新が行なわなければウイルスの侵入は防げない。しかし、日々の業務が多忙なうえ、セキュリティ専任のIT管理者はおらず、クライアントマシンの対策については個人任せになっている、というのが企業の実情ではないだろうか。実際、膨大な数のクライアントマシン1台1台について最新の定義ファイルに更新されているか確認し、更新するのは非常に難しい。
そこで、そうした企業に代わってセキュリティの専門家がインターネットを使い、24時間365日各クライアントマシンまで徹底したネットワークセキュリティ管理をしようというのが“McAfee ASaP”である。“McAfee ASaP”には、次にようなメリットがある。
- セキュリティ対策専用サーバが不要
- 専任管理者が不要
- 契約申し込みとサービス導入がWebサイトから可能で手軽
- オンラインによる定義ファイル更新の全自動化
ユーザー企業の人的負担と機器負担を軽減し、ビギナーでもサービスの導入からインストール、運用開始まで迷わず進められるうえ、運用開始後も全自動による更新と、常に最新の技術が提供されるという訳だ。
現在取り扱っているサービスには、ウイルス対策サービス“VirusScan ASaP”と、ネットワーク脆弱点検知サービス“PGP CyberCop ASaP”で、必要なサービスを選択できる。これらの製品を期間限定でそのまま使える無償トライアルを常時受け付けているので、現在のセキュリティ対策に不安を感じているなら、試しに利用してみるといいだろう。
ネットワークをウイルスから守る
“VirusScan ASaP”
“VirusScan ASaP”は、ウイルス対策サービスだ。サービスの導入は、
- 同社Webサイトで登録手続きを行なう
- メールで登録者にダウンロードサイトのURLを配信
- エージェントを各クライアントに導入する
……という3ステップで終了する。
ウイルス定義ファイルが噂のように、社内の全マシンへと広がっていく“Rumor”技術。 |
担当者は、必要なときはいつでもWebベースで提供されるセキュリティ対策レポートを見られる。 |
ASaPでは、専任のシステム管理者は不要だが、担当者がセキュリティ状況を簡単に把握できるように、どこでも参照できるWebベースでのレポート機能を装備している。このレポートで、発見・駆除したウイルスの数や種類、システム状況、感染傾向などがわかる。
「システム保護範囲概要レポート」では、クライアントマシン名と使用者のメールアドレスも表示されるので、個別対応も簡単にできる。 |
脆弱箇所を検知し的確な処理を提案する
“PGP CyberCop ASaP”
“PGP CyberCop ASaP”は、いわゆるセキュリティホールなどによるネットワークの脆弱箇所を検知するサービスだ。クラッカーの目線に立って、外部から730以上の脆弱点を検査し、詳細情報と修正方法を含めた解決方法を企業側に提案するというものだ。CodeRedなどが狙うネットワークの脆弱点がないかどうかなどは、このサービスを使えばすぐに判明する。
“McAfee ASaP”では、今後もウイルスを防ぐためのツールやサービスなどを追加し、提供していく予定だという。サービスの詳細や無償トライアルについては、同社の専用サイトで詳しく紹介している。
問い合わせ先
日本ネットワークアソシエイツ株式会社
http://www.McAfeeASaP.ne.jp/
03-5428-1104