市場を動かすほどの力はなかったPentium 4-1.6GHz |
CPUの価格変動がここ2週間、ぱったりと止まっている。中旬にIntelの価格改定が行われたため、AMDが対抗するのではという声も聞かれていたものの、蓋を開けてみれば「6月中旬から下旬にかけて起こった価格下落が“7月のIntelプライスカット対抗価格改訂”だった」というオチ。これでラインナップの全モデルが揃ったPentium 4-1.6GHzの登場で何かが変わる…わけもなく、今や平然とフライング販売されているPentiumIII-1.2GHzも市場を活性化させるにはパンチ力が乏しい。今週一部のショップでC3-850MHzのサンプル展示が始まってはいるが、「Athlonが高クロック化する」などといったインパクトのある話が聞こえてこないだけに「しばらくの間、大きな価格変動はなさそう」というのが複数ショップの見解だ。
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