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みんな待ってた?! 24倍速書き込みの内蔵型SCSI接続CD-RWドライブがアイ・オーから

2001年07月26日 21時12分更新

文● 小磯

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CDRW-SB24B
「CDRW-SB24B」

 ATAPI接続ドライブのデータ転送速度、そしてPCの性能そのものが上がったことにより、CD-RWドライブはATAPI接続タイプ一色。CD-RWドライブを使用するためにSCSIコントローラを購入する…なんていうのはすっかり昔話になってしまった。しかし、黎明期からCD-RWドライブを使い続けている人の中には内蔵SCSI接続にこだわる人も少なくない。そんなSCSI派の人たちに向け、現在最速となる書き込み最大24倍速の内蔵型SCSI CD-RWドライブが登場した。アイ・オー・データ機器の「CDRW-SB24B」が、今週から一部のショップで販売開始となっている。



CDRW-SB24B

 CDRW-SB24Bは三洋電機製ドライブを採用した製品で、他社製ATAPI接続タイプの書き込み最大24倍速ドライブと基本的には同じものだ。バッファアンダーラン防止機能“BURN-Proof”や、CD-Rメディアの特性や書き込み状況に応じた適切な書き込みを行う機能“FlexSS-BP”を搭載し、書き込み方式には最内周を16倍速で、内周を20倍速で、外周を24倍速でと、書き込み速度を3段階に切り替えるZoneCLVを採用している点もまったく同じ。インターフェイスがNarrowの50ピンになっているほかは、外観を含めてATAPI接続ドライブと差異は見あたらない。なお、対応SCSIコントローラはアイ・オー・データ機器「SC-UPU2」「SC-U2PS」「SC-UWPCI」と“SC-UPCI”“SC-NB”両シリーズ、そしてAdaptecの“AHA-2940”シリーズとなっている。



SCSIコネクタ
ATAPI-SCSI変換コネクタでSCSI機器として認識させている“SCSI対応ドライブ”ではなく、れっきとしたSCSIドライブだ
仕様
製品仕様。8cm CD-R/RWメディアの書き込みには対応していないという

 書き換え速度最大10倍速、読み出し速度最大40倍速で、バッファサイズ2MBも他社製ATAPIドライブと同じ。ライティングソフト「B's Recorder GOLD」とパケットライティングソフト「B's Crip」を同梱するほか、エンドユーザーに人気のあるライティングソフト「CloneCD」「Nero 5.5 Burning Rom」「Disk Juggler Pro/Standard」の動作確認済みである。また、書き込み後になんらかの原因でCD-R/RWメディアが読みとれなくなった場合、データを修復してくれる有償サービス「メディアレスキュー・サービス」の1回無料クーポン券も付属している。価格はコムサテライト1号店で2万7350円、高速電脳で2万7800円。



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