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シャープ、液晶カラーテレビ“AQUOS”の新シリーズ3機種を発売

2001年07月24日 20時11分更新

文● 編集部

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(株)シャープは24日、21世紀の液晶カラーテレビ“AQUOS(アクオス)”の第2弾として、サイドスピーカータイプの『LC-20B1』『LC-15B1』『LC-13B1』の3機種を発売すると発表した。価格と発売日は順に、23万円で8月10日、16万円で9月1日、10万3000円で8月1日。併せて、オプションのAVデジタルワイヤレス伝送システム“スマートリンク”として『AN-SS700』を発表した。8月3日発売で価格はオープン。

新AQUOS『LC-20B1/15B1/13B1』新AQUOS『LC-20B1/15B1/13B1』

新製品は、インダストリアルデザイナーの喜多俊之氏によるサイドスピーカー方式のデザイン、“ASV”方式の低反射ブラックTFT液晶パネル、PCカードスロットなどを採用したのが特徴。壁掛け、天吊りなど自由度の高い“アドレスフリーセッティング”に対応するほか、オプションのAVデジタルワイヤレス伝送システムを組み合わせれば、アンテナ端子のない部屋でもテレビを見られる“ホームモバイル視聴”も可能。

『LC-20B1』
『LC-20B1』

搭載するASV方式の低反射ブラックTFT液晶は、視野角が上下左右170度、コントラスト比が500:1と、広視野角と高コントラストとなっており、高効率バックライトシステムの採用により1平方メートルあたり450カンデラという高輝度となっている。PCカードスロットは、DCF規格に対応した静止画再生機能に対応する。サイドのスピーカーはバスレフ式エンクロージャーを採用している。

最上位機種の『LC-20B1』は、640×480ドットのTFT液晶パネルを3枚搭載し、画面サイズは縦298.8×横401.28mm。直径5cmのスピーカーを2個内蔵する。入力端子はRCAビデオ×2、Sビデオ×1、D1×1。対応チャンネルは、VHF1~12ch、UHF13~62ch、CATV12~38ch。電源はAC100VでACアダプター(DC13V出力)が付属する。消費電力は69W。本体サイズは幅630×奥行き72.6×高さ381.5mmで、重量は約7.3kg(テーブルスタンドを除く)。ワイヤレスリモコンが付属する。

スマートリンク『AN-SS700』
スマートリンク『AN-SS700』。左からリモコン、受信機、送信機

『AN-SS700』は、テレビやビデオの映像を電波を利用して家の中の別の部屋でも受信できるようにする伝送装置。2.4GHz帯の高速SS無線(IEEE802.11b準拠)を利用する。MPEG-2エンコーダー/デコーダーによる圧縮機能を内蔵する。電源はDC9V、消費電力は約4.6Wで、ACアダプターが付属する。本体サイズは、送信機と受信機ともに、幅148×奥行き79×高さ39mm、重量は約200g。ワイヤレスリモコンが付属する。

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