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NTTコムウェアと米ラショナル、新世代ソフトウェア開発環境の構築で協力

2001年07月24日 14時46分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)と米ラショナルソフトウェア(Rational Software)社は23日、iDC(Internet data center)を利用してASP(Application Service Provider)形態で提供するための日本語版ソフトウェア開発環境の構築に向けて、共同で取り組むことで合意したと発表した。NTTコムウェア内に事業化を見据えたパイロットプロジェクトを設立する。

ラショナルソフトウェアは、最新のオブジェクト指向技術と、同技術を採用した新しい開発プロセスを確立し、要求仕様の作成からテストやデバックに至るソフトウェア開発工程における一連のツール群を提供している。NTTコムウェアは、米ラショナルソフトウェアの技術やノウハウの提供を受け、大規模システム開発から短期ソフトウェア開発まで適用可能なソフトウェア開発技術の基盤を確立し、その技術の提供からシステム運用までをiDCで一元的にアウトソースするワンストップサービスの提供を目指しているという。

まず、NTTコムウェアは、社内にラショナルソフトウェアの技術製品の評価を目的とした約1年間のパイロットプロジェクトを設立する。社内への標準化と並行して日本における市場性とサービス仕様の定義などで、ラショナルソフトウェアを支援し、事業化へ向けてのマーケティングを開始する。

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