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シマンテック、新種ワーム『W32.Sircam.Worm@mm』の危険度を4にアップ

2001年07月23日 22時38分更新

文● 編集部

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(株)シマンテックは23日、新種のワーム『W32.Sircam.Worm@mm』の危険度を従来の3から4に上げて警告するとともに、同社のウェブサイトに駆除方法を掲載し、対応ツールの無償提供を開始したと発表した。『W32.Sircam.Worm@mm』(別名:W32/SirCam@mm、 Backdoor.SirCam)は、独自のSMTPエンジンを持ち、感染するとランダムなドキュメントを埋め込んだ大量のメールを勝手に送信したり、Cドライブのすべてのファイルとディレクトリーを削除したりするワーム。

感染したメールは本文に、英語バージョンでは1行目に「Hi! How are you?」、最終行に「See you later. Thanks」が、スペイン語バージョンでは1行目に「Hola como estas ?」、最終行に「Nos vemos pronto, gracias.」の文字列が含まれる。

同社はこのワームを17日に確認し、ウイルス対策ソフト用の定義ファイル(有償)を更新したという。なお、同社は無償で駆除ツールの提供を行なっている。

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