撮影サンプル(5)
マクロ撮影編
AFをマクロモードに設定してスペック上の最短距離で撮影。ズームレンズを搭載したカメラでは、広角/望遠側両方の最短撮影距離で撮影し、より被写体を大きく写せた状態を掲載している。なお、望遠側/広角側のどちらで被写体を大写しにできるかは、(望遠側の最短撮影距離)÷(広角側の最短撮影距離)とズーム倍率の大小で決まってくる(大きければ広角側、小さければ望遠側が被写体をより大写しにできる)。
IXY DIGITAL 200
マクロ撮影 |
最短撮影距離は広角側が10cm、望遠側が27cm。ズーム倍率は2倍と少なめなので、望遠側を利用するより、広角側で近づいて撮影したほうが被写体を大きく写せる。
IXY DIGITAL 300
マクロ撮影 |
広角側の最短撮影距離は16cmと、IXY DIGITAL 200より劣るが、望遠側は3倍ズームで26cmまで寄れるため、IXY DIGITAL 200の広角側で撮影するより、被写体を大きく写すことができた。
Optio 330
マクロ撮影 |
最短撮影距離は望遠側で40cm、広角側では14cm。撮影は広角側で行った。今回テストした10機種では平均的なスペックを持つ1台と言えるだろう。
FinePix50i
マクロ撮影 |
単焦点レンズを搭載するのは、今回紹介した機種の中では唯一だが、コニカのDigital Revio KD-300Z同様、最短撮影距離が6cmと短いので、被写体をかなり大きく写すことができた。
Cyber-shot DSC-P1
マクロ撮影 |
最短撮影距離は広角側で10cm/焦点距離39mmとオリンパスのCAMEDIA C-1Zoomとほぼ同等のスペック。被写体の大きさも同程度だ。望遠側の最短撮影距離は50cmだ。
DSC-MZ1
マクロ撮影 |
最短撮影距離は広角側10cm/望遠側25cm。望遠側のほうが若干被写体を大きく捉えられたが、広角側でも望遠側でも大きさはそれほど変わらなかった。
Digital Revio KD-300Z
マクロ撮影 |
広角側が6cmまで近づけるので、被写体をかなり大きく撮ることが可能だ。望遠側は2倍ズームで最短35cmなのでさほど大きく撮れない。
Digital Revio KD-200Z
マクロ撮影 |
最短撮影距離は25cmとあまり被写体に近づくことはできない。ズーム全域でこの距離なので、望遠側を利用したほうが、被写体をより大きく撮影することができる。
CAMEDIA C-1Zoom
マクロ撮影 |
最短撮影距離は20cmと他機種に比べて、多少もの足りなさを感じる。ただし、広角側でもIXY DIGITAL 200よりやや望遠寄りになるため、実際に撮影できる被写体の大きさはほぼ同程度になる。
QV-2400UX
マクロ撮影 |
この機種の場合、マクロ機能は広角側でしか利用できないが、最短撮影距離が1cmと非常に近くまで寄れるので、今回比較したなかで一番大きく撮ることができた。