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噂のWindows XP最新情報 ~ Microsoft社のWindows Product Activationの内容(下)

2001年07月20日 09時53分更新

文● フーリー・ライセンスト社/著、吉川邦夫/訳

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我々の研究は、電話を介してのプロダクトアクティベーションに対象を絞った。そうしたのは、この形式のアクティベーションが、最もシンプルに解析できると考えたからだ。

電話を介してWindows XPをアクティベートする最初のステップは、コールセンターの係員にインストレーションID(Installation ID)を伝えることである。このIDは、ユーザーによるアクティベーションの手続きをガイドするアプリケーション、msoobe.exeによって表示される。このインストレーションIDは50桁の数字で、以下のように、それぞれ6桁からなるグループに分けられている。

002666-077894-484890-114573-XXXXXX-XXXXXX-XXXXXX-XXXXXX-XX

このインストレーションIDは本物だが、我々が秘密にしておきたい部分の数字は'X'文字で置き換えてある。

もしmsoobe.exeが複数回呼び出されると、毎回違ったインストレーションIDを提供する。

これに対して、コールセンターの係員は、読み上げられたインストレーションIDに相当するコンファメーションID(Confirmation ID)を提供する。このコンファメーションIDを入力することによって、アクティベーションの手続きは完了する。

アクティベーションの間に明かされる情報はインストレーションIDだけなので、アクティベーション手続きの間に送信される情報は何か、という上記の質問は、以下の問いと等価である。

インストレーションIDは、どのようにして生成されるのか?

この質問に対する答えを得るために、我々はインストレーションIDの、それぞれの桁が、どこから来ているのかを探索した。

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