Digital Revio KD-300Z
Digital Revio KD-300Z
2001年07月13日 23時17分更新
文● 行正
機能は高いが不満が残る点も
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| 撮影サンプル1(マクロ撮影)。元画像は1536×2048ドットで撮影、掲載用に480×640ドットにリサイズしている。 |
実際に利用してみると、まず起動時間の遅さが気になる。電源ONからファーストショットまで約8秒というのは最近のデジタルカメラとしては少々遅い(IXY DIGITALは約4秒)。さらに撮影間隔も5秒強と、動作に軽快感は少ない。また、電池駆動は、液晶ONで140枚、液晶OFFで約170枚の撮影、もしくは再生50分となっているが、実際に利用してみるとそれよりもかなり少なめで、電源を入れたり切ったりを繰り返しての撮影では1時間程度で電池切れとなった。予備の充電池(4500円)の購入をお勧めするが、KD-300Zは付属のACアダプタをカメラ本体に接続して充電する方式であり、カメラとは別に充電器が付属するIXY DIGITALシリーズと違って充電中にカメラを使えないの少々不便だ。
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| 撮影サンプル1の中央部を640×480ドットにトリミングした。少々シャープさが足りないようにも思えるが、細部の解像感は良好だ。 |
画質に関しては、コンパクトサイズのレンズからくる収差はあるものの、解像感はありノイズも目立たない。発色はおとなしめだが彩度が高く、全体的に色が浅く写る傾向にあるようだ。
また、撮影して少々気になった点としては、蛍光灯下や屋外でも緑にかぶるときがあるなど、ときおり色補正が狂うことがあった。オートホワイトバランスの改善を望みたい。
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| 撮影サンプル2。2048×1536ドットを640×480ドットにリサイズしている。周辺部に歪みが出るのはコンパクトサイズなレンズではしかたないが、それほどは目立ってはいない。 |
とくに使い勝手という面では、動作の軽快さに欠ける点やユーザーインターフェイスの若干の不備や見受けられる点、バッテリハンドリングなど不満を抱かざるを得ない。
しかし、それらの点を踏まえた上でも、KD-300ZはIXY DIGITAL 200とほぼ同サイズで軽量でありながらも高画素数で、撮影機能も多少多い。コンパクトかつ高機能なデジタルカメラが欲しい人にとっては魅力の高い製品だろう。
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| 撮影サンプル2の中央上部を640×480ドットにトリミングした。青空を見てもノイズは少なく仕上がっている。 |
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| 撮影サンプル3。2048×1536ドットを640×480ドットにリサイズ。全体的に見ても若干発色は浅いようだ。 |
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| 撮影サンプル3の中央右を640×480ドットにトリミングした。ホワイトバランスは太陽光で撮影したが、色味は少々人工っぽい印象を受ける。 |
Digital Revio KD-300Zの主な仕様
| 撮像素子 |
1/1.8インチ334万(有効324万)画素原色CCD |
| レンズ |
光学2倍ズームレンズf=7.8~15.6mm(35mmフィルムカメラ換算:約38~76mm相当)、F2.8(W)~3.5(T) |
| 記録媒体 |
SDカード/マルチメディアカード(16MB付属) |
| 記録画素数 |
2048×1536/1024×768ドット |
| 液晶モニタ |
1.5インチ11万画素低温ポリシリコンTFT |
| 動画記録 |
320×240ドット、最大約15秒 |
| インターフェイス |
ビデオ出力、DC入力 |
| 電源 |
専用リチウムイオンバッテリパック |
| 本体サイズ |
87(W)×30(D)×55(H)mm(突起部を除く) |
| 重量 |
165g(電池/メモリカード含まず)/約190g(装備重量) |
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