日本ヒューレット・パッカード(株)は9日、PA-RISCプロセッサーを採用したエントリークラスのUNIXワークステーションとして、PA-8600-500MHz搭載の『hp workstation b2600』を発表した。同日付けで受注を開始し、7月中旬に出荷を開始する。価格は『hp workstation b2600 fxeグラフィックス搭載モデル』が98万9000円から。
『hp workstation b2600』 |
『hp workstation b2600』は、1.5MBのL1キャッシュを内蔵し、SPECint2000が403、SPECfp2000が440の処理性能を持つ500MHz動作のPA-8600を搭載するUNIXワークステーション。メモリーバスはバンド幅が1.9GB/秒で、120MHz動作のSDRAMメモリーを最大4GBまで搭載可能。HDDは最大72GB(毎分1万回転の36GBドライブ×2)を内蔵できる。PCIスロット×4を装備する。OSは、64bitUNIXの『hp-ux11i』を、グラフィッスクカードには『hp fxe』と『hp fx5 pro』を用意する。本体は、ラックにも格納できる3Uサイズの筐体を採用する。
価格は、『hp workstation b2600 fxeグラフィックス搭載モデル』がメモリーを256MB、ハードディスクを9GB搭載し、98万9000円。グラフィックスカードをfx5 proにした『hp workstation b2600 fx5グラフィックス搭載モデル』が134万4000円。