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日立、『HA8000-ie』にウェブ/メールサーバーなど3製品を追加

2001年07月02日 20時50分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は2日、アプライアンスサーバー『日立インターネットサーバ HA8000-ie シリーズ』に、ウェブ/メールサーバー『HA8000-ie/WebLand』、SSL暗号/復号化専用装置『HA8000-ie/SecureSpace』、ロードバランサー『HA8000-ie/Loadflowbal』を追加し、3日から順次出荷すると発表した。WebLandとSecureSpaceはインテル(株)から、Loadflowbalは米Foundry Networks社から協力を得て製品化した。

『HA8000-ie/WebLand』
『HA8000-ie/WebLand』

『HA8000-ie/WebLand』は、ウェブ/メールサーバーの運用を短時間で開始できるホスティング用アプライアンスサーバー。Red Hat Linuxをベースとした専用OS上に、ウェブサーバー『Apache』とメールサーバー『Sendmail』を搭載し、動作確認や設定などはすでに行なわれている。ユーザーは、ドメイン名/ユーザー/IPアドレスを設定するだけで運用を開始でき、クライアントパソコンのブラウザーからGUIを使用してリモート管理を行なえる。バーチャルドメイン機能により、顧客専用サーバーの割り当てや、1台のサーバーを複数の顧客で共有する運用に対応できる。本体サイズは、幅559×奥行き425×高さ43mm、重量は約11kg。

価格は、Celeron-533MHz、128MBメモリー、10GBのHDD(IDE)の『WebLand100』が19万9000円、Pentium III-750MHz、256MBのメモリー、9GBのHDD(SCSI)の『同200』が33万9000円、Pentium III-750MHz、256MBのメモリー、36GBのHDD(SCSI)の『同300』が46万2000円となる。

『HA8000-ie/SecureSpace』
『HA8000-ie/SecureSpace』

『HA8000-ie/SecureSpace』は、インターネット上の電子商取引でSSL暗号/復号化処理を行なう専用装置。5台までカスケード接続が可能で、冗長構成による障害時への対応や負荷分散による処理性能の向上を図れるという。1秒間に200接続が可能な『SecureSpace100』が118万円で、1秒間に600接続が可能な『同200』が262万3000円となる。本体サイズは、100が幅425×奥行き432×高さ44.5mm、重量は約3.7kgで、200が、幅425×奥行き470×高さ44.5mm、重量は約4.5kg。

『HA8000-ie/Loadflowbal』
『HA8000-ie/Loadflowbal』

『HA8000-ie/Loadflowbal』は、集中するトラフィックを効率的に負荷分散し、複数のサーバーを冗長化する。設定・管理はクライアントPCのブラウザーからGUIを使用して行なう。価格は、100BASE-TX/10BASE-Tインターフェースを8ポート搭載するモデルが142万8000円、16ポート搭載モデルが226万6000円、24ポート搭載モデルが340万円となる。本体サイズは、幅445×奥行き432×高さ67mm、重量は10kg。

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