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日本SGI、Itanium搭載Linuxサーバー『Silicon Graphics 750』を発売

2001年07月02日 17時49分更新

文● 編集部 中西祥智

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日本SGI(株)は2日、Intel Itaniumプロセッサー搭載サーバー『Silicon Graphics 750』の販売を開始したと発表した。7月末に出荷を開始する予定。

『Silicon Graphics 750』『Silicon Graphics 750』

『Silicon Graphics 750』は、IA-64プロセッサー(Itanium-733MHz/800MHz)を2基搭載可能。メモリーはPC100SDRAMを1~4GB(デュアルインターリーブ対応)、グラフィックスチップとしてカナダATIテクノロジーズ(ATI Technologies)社の『XPERT 2000 PRO/AGP』、18GBのUltra SCSI-3対応HDD、3.5インチスーパーディスクドライブ、52倍速CD-ROMドライブを、それぞれ搭載する。

メモリーについては1GBのDIMMが実用化されれば最大16GBまで、HDDは最大90GBまで、それぞれ拡張可能。外部インターフェースはシリアル(UART)×1、USB×4、10/100BASE-Tなど、拡張スロットは64bit/66MHz(3.3V)PCIスロット×5、64bit/33MHzPCIスロット×2となっている。本体サイズは幅25.4×奥行き61.0×高さ46.7cm、重さは約38.1kg。

OSは64bit版『Red Hat Linux 6.2』で、同社の科学・数学演算ライブラリー『SCSL(Scientific Computing Software Library)』もプレインストールする。価格は、Itanium-733MHz、メモリー1GB搭載の最小構成で176万4000円。

日本SGIでは『Silicon Graphics 750』を、主に科学技術関連のIA64向けアプリケーション開発環境として提供していくという。発売から1年間で、2000台の売り上げを見込んでいる。

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