(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は29日、デジタルカメラ市場において、キヤノン(株)の『IXY DIGITAL 200』が4週連続で販売台数トップシェアを獲得したと発表した。
『IXY DIGITAL 200』 |
最近はソニー(株)の『DSC-P1』などの300万画素を超える高解像度モデルが人気を集めていたが、『IXY DIGITAL 200』は211万画素と解像度は高くない。BCN総研では、実勢価格が5万1600円で、発表時の価格7万2000円を2万円程度下回る値ごろ感のある販売店の価格設定に支持が集まったと見ている。また、ベンダーシェアも、4月上旬に発売した『IXY DIGITAL 300』や、発売から1年が経過した『IXY DIGITAL』が好調なことから、オリンパス光学工業(株)を抜いて2位になったという。
ちなみにベンダーシェアは、6月第3週で、富士写真フイルム(株)が22.5%、キヤノンが18.8%、オリンパス光学工業が14.9%となっている。