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カシオ、カラー撮影に対応した腕時計型デジタルカメラを発売

2001年06月29日 16時41分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は29日、カラー撮影に対応した腕時計型デジタルカメラ『リストカメラ WQV-3』を7月31日に発売すると発表した。価格は3万3000円。

リストカメラ WQV-3

『リストカメラ WQV-3』は、1/14インチのカラーCMOSセンサー(2万8000画素/有効2万5344画素)と、焦点距離1.1mm/F2.8の固定焦点レンズを搭載する。撮影可能距離は30cmから∞。内蔵するメモリーは1MBのフラッシュメモリー。撮影した画像を176×144ドット1677万色のJPEGデータとして80枚まで保存できる。画像に上下2段で12文字ずつ(24文字)のメモを追加できる“ビジュアルデータバンク”機能を搭載しており、英数字や記号を入力でき、人物を撮影したならその名前や電話番号を記録して電話帳を作成することもできるという。

ファインダー/モニター兼用の液晶ディスプレーは120×120ドットのモノクロ16階調STNパネル(20×20mm)のため、撮影した画像をカラーで見るためにはパソコンなどに転送する必要がある。撮影場所に合わせて3段階(OUT/IN/DUSK)の“撮影シーン切替”も可能。タイマー撮影にも対応しており、2秒/10秒の2段階を切替できる。

本体サイズは幅42.8×奥行き51.1×高さ16.2mm、重量は約40g(バンド部分を除く)で、旧モデルよりわずかに大きく重くなった。外観は旧モデルよりも普通の時計らしく変更されている。防水機能は、日常生活防水対応。電池はCR2032を使用し、寿命は約6ヵ月(基本時計表示の場合)。

WQV-3とオプションの赤外線通信用アダプター(PAD-5-1JJR)

パソコンとのデータ交換には赤外線通信(IrDA/115.2kbps)を利用する。Windows 98/98 SE/Me/2000に対応したパソコンリンクソフトと(株)アイフォーの画像管理ソフト『デジカメ Ninja2001』を同梱する。また、オプションとして『赤外線通信用アダプタ(PAD-5-1JJR)』を用意する。価格は1万円。

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