美麗なグラフィックスとインタラクティブ性の高さで大反響を呼んだアドベンチャー大作「MYST」「RIVEN」に続く第3弾「ミストIII エグザイル完全日本語版」が、3月の発売延期から首を長くして待つこと3カ月、ようやく6月28日に発売された。
相変わらずため息が出そうな美しいグラフィックスがプレイヤーを魅了する。 |
5つの時代と壮大なストーリーの始まり
エグザイルの舞台となるのは、「トマーナ」「ジェナーニン」「ヴォルタイク」「アマテリア」「エダーナ」の5つの時代だ。
プレイ開始直後、プレイヤーはMYSTの本を記した“アトラス”と彼の妻“キャサリン”の居である「トマーナ」に降り立つ。そこでプレイヤーは久方ぶりにキャサリンと、まだ赤ん坊の彼らの娘“イーシャ”に会い、書斎でアトラスを待つ。
プレイ開始直後のトマーナ。キャサリンとはRIVEN以来の出会いだ。会わない間に女の子をもうけたようだ。実写の人物とCG風景が見事に調和している。 |
これがアトラスが新たに書き記した“レリーシャンの書”だ。今では朽ち果てつつあり、本で世界を渡る技術を編み出した「ドニ」の人々がもう一度やり直せるための“時代”が記されているという……。 |
彼はどこから来たのか、なぜ接続書を持っているのか、なにゆえ“レリーシャンの書”を奪って行ったのか。そうした謎を、各時代に秘められた不思議とともに、解き明かしていくこととなる。