コンパックコンピュータ(株)は28日、クライアントパソコンの管理環境を強化するソフトウェア『Altiris eXpress(アリティリスエクスプレス) 5日本語版』の販売を開始すると発表した。出荷は7月中旬からとなる。
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| 『Altiris eXpress 5日本語版』のコンソール |
『Altiris eXpress』は、新規セットアップ、日常の管理、障害復旧、アプリケーションのインストールなど、クライアントパソコンのライフサイクルをネットワーク経由で一元管理できるソフトウェア。新規パソコンの大量導入や最新OSへのアップグレードなどの大規模な移行作業や、パソコン教室のように頻繁にHDDの内容を書き換える用途などに適しているという。対応OSは、管理側がWindows NT 4.0/2000などで、クライアント側がWindows 95B以降/98/Me/NT 4.0/2000。開発元は米Altiris社。
同社のウェブベースのクライアントパソコン管理ツール『Insight Manager LC』とシームレスな連携も可能で、Insight Manager LCがサポートするクライアントパソコンの障害検知、システムソフトウェアの更新、セキュリティー管理、資産管理などの機能を利用できるという。
なお、同製品の国内総販売代理店である(株)ネットジャパンとの協業体制も展開する。これにより、同製品のサポートサービスを充実し、販売プロモーションなどを推進するほか、最新の日本語版の、同社のクライアントパソコン製品上での動作検証を継続的に実施していく。
価格は、10ノードライセンスパックが10万7000円(アカデミック版は5万7500円)、25ノードが25万5500円(同13万1700円)、50ノードが50万3000円(同25万5500円)、100ノードが95万4000円(同50万3000円)、250ノードが237万3000円(同124万5500円)、500ノードが457万3000円(同248万3000円)となる。
